まずは、いち屋根裏ファンとして。物語の最後は、本当にきれいにまとまってました。第一幕が終了して、メイドたちが、カーテンコールのように登場したときは、正直目頭が熱くなりました。
ある意味、屋根裏でほのぼのとした日常を過ごし、そして、終盤に向けて、大きなストーリーを聞き、終幕の物語の先に、スタッフロール的なキャスト紹介が、あって、これは、本当に体感するビジュアルノベルなんだなあと。屋根裏で起こった数々の出来事は、それ自体がゲーム的な、そんな不思議な空間だったのではないかと。
屋根裏のキャストの皆さんは、現実でもあり、架空でもある、そんな長い長いお芝居のような日々を演じきって、本当にすてきでした。残念ながら、全員で完走はできなかったようですが、それでもほぼ、キャストがそのままそろってエンディングを迎えられたのは、大変な苦労があったのではないかと思います。
本当にお疲れ様でした。
そして、この業界をずっと眺めてきた者として。
第一章の終幕に立ち会う人々が、こんなにもいたというのは、おそらくそれだけで大変な話題になるのではないかと思います。
募集規模からいって、第二幕は、コンセプチュアルではあるけれども、普通のお店になるのではないかと想像しています。
そうとらえると、この3年間の第一幕は、パイロットであり、壮大なプロモーションであったのではないでしょうか。
少なくとも、シャッツキステは人々の記憶に残るお店になりました。
5月下旬の第二幕の開演に期待しています。