6月頒布の本「新たなる世界の中心で」の話題で申し訳ないですが……

まあ、準新刊、ということで、一つ。

マドカミ町奇譚としては、初めてのキャラ絵表紙。桧山ちあき先生の作品です。

ロゴワークと装丁は、佐倉がやったんですけれども。昔のラノベのような表紙を目指しました。(友人曰く昔のソノラマ文庫っぽいらしい)。マットPPなので、手触りがちょっと引っかかる感じです。実はつるつるより好き。実は書名ロゴ上段のひらがな3文字、上の線を揃える為に「る」だけベースラインを下げてるんですよね。本当は平体処理すべきなんだろうけど、バランス取るのに時間がかかるのを恐れた(苦笑)という……。 「た」と「な」の上線が水平で同じ高さになっている書体なので、普通に並べると「る」だけ上に飛び出た感じになっちゃうんですよね。

で、この本、今までの「新たなる世界の片隅に」と同じように、トレペの遊び紙が前にだけ入ってるんですが、

こんな感じで、赤で遊び紙印刷を入れています。

ので、遊び紙だけめくると

こんな感じに。

いやね、これがやりたかったんですよね、ずっと。で、材質が違う=収縮率がちがうので、単純にやると位置ずれしちゃうわけで、「リボンの位置ってどれぐらい合わせられますか?」って、しまや出版の窓口のお姉さんに相談したら、「指定して貰えれば出来るだけ合わせるようにしますが、誰もきっと気にしないから大丈夫ですよ♡」ってにこやかに答えていただいて、実際にちだまりsa山3のスペースで手にとっていただけた方の中には全然気がついていただけてなかったようなので、「お姉さん、確かにそうでした(涙)」と心の中でつぶやいておりました……。

で、まあ、あきらめきれずに、こんな記事書いてるんですけどね(おいおい)