で、上の文章書いてて、急に思い出したこと。短大言ってた頃に、学園祭の打ち上げの余興で、3時間ぐらい女の子になったことがあるですよ*160。そのころ、緑地造園研究室に所属してたんですけど、男子はみんないい体格してたんですよ。で、そのころ、僕は身長体重ウエストが、女の子サイズ*161だったので研究室の女の子の服を着られるのは僕ぐらいだったんですよね。で、断りきれずにしぶしぶ引き受けたですよ*162。
当日、研究室で、女の子の用意した、白いブラウス、黄色いセーター、チェックのスカート(ひざ丈)、黒いストッキングを着て、女の子にマニキュアと、お化粧をしてもらって、ヒールのちょっと高いサンダルを履いて、会場の食堂棟まで移動したんですけど、足がすごい寒かったことを覚えてます。で、宴会は3Fで行われていて、出場者は2Fに控えてたんですけど、各研究室から2,3人が出ていて、なかなかすごかったですよ。どう見ても本物のおばさんにしか見えないやつ*163もいたんですけど、それよりもすごかったのが、普段カッコイーにーちゃんが、スーツ着て、カツラかぶって、ハイヒールの高いやつはいてるのが、モデルみたいでかっちょえーなーって感じだったですよ。
で、みんななんだかんだ言って恥ずかしいから、それなりにテンションあげてたんだけど、その辺が暴発して、ちょっとすごいシーンがあったですよ。
* それはとつぜんの出来事
僕は、メガネを外して、椅子に座ってたですよ。で、先ほど書いた、モデル系のおねーちゃん*164が、来て話しかけてきたんで、ぱっと立ち上がって、ぼけーっと顔を見ながら*165話をしていたんですよ。で、いやーモデルみたいでかっこいいねえと僕が言ったら、モデルさんは、真顔になって、僕のあごにそっと手をかけてちょっとあげた状態で、「キミだって、可愛いよ」
とか、言うんですよ、これが!
だって、まず、2人の格好が、モデルさんと女の子なので、女の子を口説いているおねーさまっていう、禁断のスタイルである上に、結局中身は2人とも男なので、やおい系でもあるという非常にヤバイ感じのプンプンする状態だったんですよ。あんまり芸達者じゃないので、どうリアクションしていいのか、僕は固まってしまいました。*166
で、肝心の女装コンテストの方は、3位内に入賞することもなく、ただ出ただけで終わりましたけど*167。なんとなく、少女マンガのような告白をされた女の子の気持ちが分かったような、わからないような(笑)