AKBシングル選抜総選挙のことなど

AKB界隈はコンテンツとしても面白いかなあと、最近思っております。生の人間の周りの出来事について、コンテンツというのは失礼とは思いつつ、それがエンタテインメントだよなとも思うので。

まあ、ただ、依然として作家としての佐倉がネタ探ししている要素もあるわけで、中に飛び込んで眺めてみているとは言え、ちょっと引いた視線になってしまう部分も否めなく。純粋なファンの方々にはそこは申し訳内ですが。

先日速報が出ましたね。ファンとして思うことは、愛ちゃん(チームHの多田愛佳さん)が、ひとまず速報に載れてよかったなと。少なくとも佐倉に見えている部分に関して、頑張ってるのに報われてないなあと思っていたので。

あと、さーちゃん(チームHの宮脇咲良ちゃん)はいろいろ工夫しているのが報われればいいなあと思います。個人的にはせり(チームHの熊沢世莉奈ちゃん)を何とか入れてあげたかったけど、それは246人の立候補メンバーそれぞれのファンがみんな思っていることだから仕方が無いのかな……みんなに早くせりーぬを発見して貰いたいなあ。HKT内でもまだまだ色々なメンバーに言及したいけど、ましてやHKT以外を言い始めると、本当に止まらなくなっちゃうので、やめておきます。と言いつつNO NAMEのメンバーが報われてほしいなあとだけ書いておく。

HKT48単独ライブのことなど。

さあ!自分のイベントの話は書いたので!やっとお話しできる!

AKB0048で二次創作などをさせていただいている関係もあり、最近よりディープに48グループを見るようになりました。

佐倉は実は、スタートアップ期にあるグループとか個人がぐんぐん伸びていく感じが好きで、48Gでは今、HKT48に注目しています。

実は指原莉乃ちゃんのごくごくライトなファンだったり、多田愛佳ちゃんの少しライトなふぁんだったりしますのですよ。いわゆる一押しは今でも多田愛佳ちゃんですが。

とはいえ、別にCDを買うわけでもなく、出演番組を必ずチェックするでも無く、ましてや選抜総選挙に投票するまでもなくずっときてたんですが。今回AKB0048を描かせていただいている上で「現場が存在し、体験可能であれば出来るだけ体験する」を口実にして、徐々にディープな方向に進んでおります。とりあえず、さよならクロールの劇場版は買った。

で、チームHの東京出張公演は外れたんですが、幸いHKT48武道館単独は立ち見ですがチケットが取れたので参加してきました。

HaKaTa百貨店、HKT48のおでかけ、そしてオンデマで公演を見ていたりするので、HKT48のチームHは全員識別できていて、研究生もほぼ分かる感じの状態なのですが。CDデビューから一ヶ月ちょっと、1期生劇場デビューからでも一年半ぐらいですかね?なので、1stシングル映像特典で、莉乃ちゃんが言っていたように、「まずは地元の会場でライブ経験を積んで、いつかは武道館に」というのが実力だと正直思っていまして、「うちの娘達は大丈夫なのかな」という一種父兄参観のような気持ちで開始待ちをしておりました。

が、彼女たちはやってくれました。これがホールコンサート初めてとは思えない、そんな勢いがありました。

立ち見だった事もあって、ステージを肉眼で見ることはあまり出来ず、モニターを通してのことが多かったのですが、それでもいろいろまごついたり、きちんとフリがそろってなかったりしたのは分かりましたし、通常武道館を埋めるアーティストの域には達していないと、ひいき目を持ってしても思います。しかし、満足度は武道館以外も含めて、過去に体験したライブの中でも最高のものの一つとなりました。

オリジナル楽曲がほとんど無いことを逆手に取った、チャレンジャーならではの「攻めのセットリスト」をきちんとそれなりに演じられたパワー。そもそもチームHは2公演、研究生公演を入れても3公演演じているのですが、その曲はほぼつかわずに、カヴァーに関してはほぼこのライブが初演という恐ろしい状況で、よく頑張って覚えたなあと思いました。勢いがあるグループというのはこういう感じなんだなと。

翌日のグループ全体興業のセットリストをあとから伝え聞くに、実はこの攻めのセットリストにも巧妙な「考慮」があることに気がついたりもしたのですが、これ、セットリスト見るだけでもすごいなあと思える上に、現場にいても本当にホールコンサート初めてなの?というパワーを感じました。

もう、この一つのコンサート二時間ちょっとの間にもどんどん成長していく彼女たちですし、書きたいことはいっぱいあるのですが、何点かにとどめておきます。

一つ目、最初の全体MCの時だったと思います。四列おしくは五列に並んで、ご挨拶をしたのですが、今回アリーナ席を設けず、365度全部に観客が入るステージ構成だったので、お辞儀をしたときにどうしても後ろの人におしりを見せることになってしますのですが、最後列の研究生達は、お辞儀をするときだけ、さっと後ろを向いて、そちらに頭を傾けていたのがとても良かったです。

なんと言っても、はるっぴこと兒玉遙ちゃんの「華」がとてもすごくて、さすがチームセンターだなと。田島芽瑠ちゃんはまた違って、PVや番組出演で見せるよりもっと「やんちゃな」輝きがあって、彼女が選抜センターなのも納得できるというか。

そして圧巻の20分間連続、15曲メドレー。全部初披露、他のグループ曲や乃木46の楽曲も有り、2ユニットでたたみかけるように、しかも途中衣装がえさえあるという恐ろしいセットリスト。確かにどうしても段取りに気を取られてオリジナルを凌駕する域までは達してないのですが。でもちゃんと出来てましたよ。現時点の実力なら及第点だと思います。

影アナ、開始前の方は莉乃ちゃんだったのですが。いつもはどうなのか分からないのですが、アナウンスが始まったとき、あまりに声に華がなくて誰だか分からず、しかも前半は淡々ときれいに言えていたので、本職の人がやることもあるんだな、とか失礼なことを思っていまして。後半、ちょっとたどたどしいところが出てきて、始めてメンバーだとわかり、でもそれが誰かはわらずにいたんですが。注意事項の読み上げが終わって、自分の言葉の部分になったとたんに急に華々しくなってさっしー全開になったので、本当に驚きました。

まあ。そんな感じで大満足のうちに会場をあとにしたのですが。

で、一見すごくハードルをあげていただけのように見えたあの強気のセットリスト。実は翌日の全体公演で披露する曲と結構かぶってたようなんですよ。もちろん単独公演にしか出演しない子もいたとは思うのですが、主要メンバーに関して言えば、演出上立ち位置とかは変わるとは言え、同じ曲を既に同じ箱で演じた経験がある状態で全体公演に望めるという。実は親心あふれるセットリストだった可能性も出てきて、もう大人の人もすごいというか。

さて、最終公演でサプライズが。今度は単独ではないにせよ、地元でドームコンサートですよ。HKT48の疾走感が半端ないというか、いつか一旦足を止めるときが怖いというか。

サプライズその2。人事関係。HKT48から離れると、横山さんと北原さん、そして、石田さん小谷さんの兼任解除はまだ早いよという思いが強く、とても残念でした。特に北原さんは数日前に新KIIとして初めての舞台を無事終わらせた直後だっただけに本人も無念だったと思います。

そして、HKT48 チームH 兒玉遙 AKB48チームA兼任。博多レジェンドにはるっぴがいないのは想像が出来ません。(オンデマ見始めてからはないと思います。あるのかな?)

というか。HKT48 チームH 指原莉乃、と呼ばれたとき。HKT48のメンバーの泣き叫ぶ姿から、支配人兼任を聞いて安堵もしくは爆笑する姿。終演後、何人ものメンバーが一緒にツーショット写メをGoogle+に掲載し、2期生からも何人かコメントをおらっているのを見て、本当にいい娘達だなあと思いました。

そんな感じで。

もう何も怖くない9、桃色天使ありがとうございました。

佐倉羽織新刊手渡し会 in 都産貿 2Days (ちがいます) 無事終了と言うことで。

もう何も怖くないは久しぶりのオンリーでした。サンクリでも、コミ1でもありがたいことにいつも買ってくださる方が訪ねてきていただけたのですが、やはりオンリーはより多くの方に来ていただけると再認識しました。

桃色天使はねこのしっぽさん主催、桃色髪オンリーと言うことで、昔から桃色髪属性のある佐倉は、開催を知ってからも、延々と参加するかどうかを迷っていました。桃色髪キャラを扱っている本は既刊でも結構あって、というか、活動メインジャンルのまどか☆マギカもAKB0048もちゃんと桃色髪キャラがいるんですが、なにせ二次創作小説系でして、果たして皆さんに受け入れていただけるのかなあと言う疑問がありまして。実は一回断念して、締め切りまで申し込んでなかったんです。追加募集がかかった時、再度悩んで悩んで、結局エントリーしたのですが、小説本でも大丈夫ですよと言ってくださる方もいて、本当に嬉しかったです。周りのサークルの方々にも仲良くしていただけたり、開始が早かったのでめずらしく参加したアフターイベントのWebラジオ公録も楽しかったりと、本当に参加して良かったイベントになりました。ありがとうございました。

で、実は昨日帰宅したあたりから体調を崩しまして、今日は完全休養日になりそうなんですが。

このあとも、ガールズラブフェスティバル9内、ソウル☆コネクト4に参加が決まっております。そして夏コミ!受かってるといいなあ……。

 

COMIC1☆7 ありがとうございました & 告知

もう2日も前の話ではありますが。4/28開催 COMIC1☆7 ありがとうございました。

例によって忘れ物とかありつつ、いろいろ課題あったりな感じですが。

COMIC1☆7では、新刊「Sweets & Mint」を頒布開始しました。元々はバレンタイン合わせで出す予定だった短編集なのですが、一部間に合わなかった為一旦コピー-誌で発刊したモノに、その時点で間に合わなかった話とさらに書き下ろしを加筆してオンデマ化しました。元々Pixiv / TINAMI 投稿作品再録本でもあるので、90ページ越えと過去最大のページ数ながら、お値段は勉強させていただきました。あんまり豪華な装丁にはなってないんであれですが。 とらのあな様でも通販委託しており、現在は予約を受付中です。昨日サンプルも追加公開しました。 http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/11/20/040030112054.html とらのあな様では5/4以降販売開始でお願いしています。

さて、ゴールデンウィーク後半は2つイベントに参加します。どちらも都産貿での開催となります。

5/3 都産祭2013内、まどか☆マギカオンリー もう何も怖くない9 に参加します。残念ながら新刊はないのですが、引き続き「Sweets & Mint」はじめ既刊を頒布させていただきます。参加名義はマドカミ町奇譚、スペースは E04 :です。

5/4 桃色天使に参加します。印刷会社 ねこのしっぽ様主催の、桃色髪オンリーイベントです。桜月奇譚で参加します。スペースはD03です。ねこのしっぽ様イメージキャラクター、ねこねえさん本「ねこねこシンドローム」(既刊)、まどか☆マギカ「新たなる世界の中心で」「もう一度だけ碧空を」「Sweet & Mints」(いずれも既刊)を頒布予定です。そして今まだ制作中なので微妙なんですが、間に合えばAKB0048藍田織音本を出したいと思います。がんばります。

本日(4/28) COMIC1☆7 に サークル参加します。 マドカミ町奇譚 / け12a

文章系なのに、超文学フリマではなく、COMIC1に参加する佐倉さん。

なんだかいろいろ忙しくて、全然告知できてないんですが、本日、COMIC1☆7にサークル参加します。

まどか☆マギカ二次創作短編集「Sweets&Mint」本日頒布開始です。先日出したコピー誌版に、pixiv /TINAMI 投稿済の一編、書き下ろし一編を追加しています。実は佐倉の本としては最も厚い92ページモノです。既刊も在庫があるものは一通り持って行きます。よろしくお願いします。

 

AKB0048 #26 感想補足

HaKaTa百貨店みて心を落ち着かせようと思ってたら余計に動揺した←

この作品は、佐倉が二次創作家デビューしてから始まった作品なので、キャラクター達のファンとしての視点と、作家としての視点と、従来からのいわゆる評論家目線(評論家は本職ではないので目線)が錯綜してとっちらかっているのですが。

簡単に列挙すると。キャラクターのファンとしては納得いかない部分もあり、作家としてみたらこの構成になるよなあと言うか、よく取りこぼし少なくまとめたなあと思ったり、評論家目線だと尺の配分が微妙だったなあと思ったり。そういう思いが錯綜した感じなので、感想文もとっちらかっている気はします。

というか、岡田麿里さんの作品は実はたぶん始めて通しで見たのですが、彼女の書く台詞って、文法がおかしいんですよ。文字におこすと単独で意味が分からない。でも、何回来ている台詞に感じるんですよね。少なくとも脚本だったらそれでも良いんだなって、そう思いました。で、自分も出来ればそういうのを違和感なく書けるようになりたいなって。元々口語文って文法的に見たらしっちゃかめっちゃかなんですよね。で、映像作品だと、勝手に時間が経過していくし、台詞を話すのが人間だから文章以外の情報を込められるのでそれでも良いんですよ、きっと。でも小説はそうはいかなくて、今ちょっと思い悩んでいるところなので。でもきっとそれは技量の問題だから頑張ろう。そう思いました。

さて、本作の構成ですが、後半というか、ラス前。秋葉星占領以降がね。それまでの丁寧さに比べて流れが速すぎてキャラクターの心情について行けてない感じがある気がするのですよ。思えば、佐倉は実は河森モノと相性が昔から良くなくて、そのせいなのかもしれないのですが、それ以前のしっかり描写していく流れからの隔たりを強く感じました。よくよく考えてみると佐倉がよいと思った部分は平池監督由来なのかもしれないですが。

ただ、背景設定というかその辺についてはさすがとしか言いようがなく。素材と自分の描きたい物語とを融合する設定として、手堅いラインを押さえてくるところはさすが伊達に眉濃くないなと思ったりしています。

さて、ネタバレ系で言い残したことを以下に。

AKB0048 #26 感想

終わりましたね。

まどか☆マギカの時のように自信持ってきれいに終わったとは言いがたい心境なのですが。きちんと完結しました。

あと、お話しとしては終わっているのですが、一般的なアニメのように続きが作れるようにはなっています。とはいえNO NAMEの中には卒業者がいっぱいいるので、オリジナルキャストでは難しいだろうなあという所が寂しいですね……。

以下ネタバレ

AKB48 シングル選抜選挙改革試案 という思考実験

思考実験と言う仰々しいタイトルですが。まあ実態はニコニコ動画的な「AKB48 シングル選抜選挙改革試案考えてみた」なきもしますが。

実際に32rdシングル選抜選挙では、ルール改定が行われ、主に被選挙権の拡大が行われました。現役メンバー全員参加から、立候補制に移行。被選挙権を持つものは、国内直系姉妹グループの2013年3月31日時点の正規メンバーおよび研究生に加え、過去AKB48に在籍し、海外に移籍したもの。過去、AKB48に4年以上在籍したものとなるわけですが。

選挙制度的には「全国一区の大選挙区制」であるのには変わらず。であります。これは事実上メンバー個人の人気投票であるので当然なのですが、主に地方グループのファンの間では、「劇場から何人当選させるか」という話題も出るようです(ウォッチしている範囲では、ですが)

この辺については「なのは完売」ほどではないですが情報戦が繰り広げられており、当確者のファンに対して、同じ劇場の他のメンバーへの投票を呼びかける者、当確ラインより下のメンバーのファンに対して、一本化調整を呼びかける者など、まるで国政選挙のような様相なわけですね。

で、人気投票という観点では、単純に当確が分からないので、採用されることはないと思いますが、選挙の形式自体を「全国一区の大選挙区制」ではなくて「完全非拘束名簿比例代表制」にしたらどうなんだろうねえと。ちょっと思って見ました。

ここでは以下のような制度を想定しています。

  • 被選挙権保有者は国内姉妹グループ在籍者(正規メンバー、研究生)および現在活動中で、姉妹グループを含めた全グループに在籍中に海外グループに移籍した者。現在、海外移籍者はAKB48からしか出ていませんが、今後姉妹グループからの移籍も論理上あり得ることからもう少し範囲を広く取りました。また、現在はいませんが、国内グループから脱退、もしくは卒業した者が、海外グループのオーディションを受け、合格した場合は海外グループ出身として扱うものです。
  • 選挙権保有者は、各グループのファンクラブ(mobile会員等)については会員権利ひとつにつき一票。運営が指定するCDおよびダウンロード権の指定する組み合わせについて運営の指定する票数。おおむね現状通り。将来的にはダウンロード販売件数の方がランキング上重要となることも考えられるので、ダウンロード販売分も指定できるようにした。「指定する組み合わせ」というのは指定の数曲購入に権利を付与するケースを想定。「運営の指定する票数」としたのはたとえばダウンロード一票、CD二票のような重み付けをすることを想定。
  • 議席配分方法は以下の通り。
    • 投票対象はメンバー個人もしくは劇場(AKB/SKE/NMB/HKT等)
    • メンバーへの投票は圏外のメンバーへの投票数も含めて所属する劇場の票としても扱われると同時に獲得票数の多い者が名簿順位が上位であるとして扱われる。兼任者は採用劇場主に活動する劇場、移籍者は移籍後の劇場の票とする。
    • 選抜、アンダー、ネクスト、フューチャー各階級の合計64議席を各劇場の獲得票数の比率にしたがって配分。
    • 配分した議席を名簿上位者から割り振って当選者を確定する。兼任者は採用劇場主に活動する劇場、移籍者は移籍後の劇場の議席から割り振る。
    • 確定した当選者を獲得投票順並べ、上位者から各階級に割り振る。

    国政選挙との最大の違いは、「議席に階級がある」ことで、階級毎に比例配分の方が人材発掘、地方グループ振興という意味ではいいのかもしれないけれど、さすがにそれは複雑すぎるかなと。

意図した点は、各劇場の誰かに当選して欲しいけど、自分は特定の推しがいない人が投票できるようにすることと、従来死票となっていた圏外メンバーへの票が劇場票としても評価されることで「安心して自分の応援しているメンバーに投票できるようにする」ことなのですが。最大のデメリットは「誰が当選したか直感的に分からない」ことで。たとえば劇場票が多い劇場の方が当確ラインが下がるので、あるメンバーよりも獲得票数は多いのに劇場票が少ない為に当選できない事態も考えられますね。あ、あと兼任者の扱いをどうするかという問題もあります。たとえば「NMBのゆいちゃんがすきやねん」的な思いをどうするかとした時に、各劇場で案分するのも考えたんですが、そうするとどう案分するのかが問題になるわけで、単純に同率で振り分けでいいのかというとそこも疑問ではあります。

さて、この制度だとどうなるかをシミュレーションしようとすると、圏外メンバーも含めて全員の票数と、特定の推しがいないけど投票したい人の票のデータが無いといけないのですが、今それは無いので。はなはだ中途半端と分かりつつ、去年の総選挙における当選メンバーの票数をつかって、劇場単位の配分について試算をしてみたいと思います。

2012年の圏内データを利用し、それが全投票数であると見なして計算します。HKTへの票がそのままだと少なすぎて計算しにくいので、HKTへの移籍者のみHKTとして集計しました。

獲得票数比率案分現制度での換算議席数
(移籍補正したもの)
AKB95980375.5%4843
SKE16944013.3%913
NMB626934.8%35
HKT801146.3%43

参考値なので、本当にこの方式でやったら全然違う結果になるとは思いますが……。こんなんになりました。皆さんの予想イメージと比べてどうでしたか? 集計してみて気がついたんですけれど、NMBメンバーの総獲得票数よりも、指原莉乃の個人獲得数の方が多いんですよね。さっしーは圏内票合計の5.3%です。一位の大島優子だけでも8.6%で5人相当なんですよね……。よく言われる「比例代表制では人気者を立候補させることで本来なら当選ラインにいない人を引き上げられる」というのが実感できますね。国政選挙だと一人一票ですからここまで極端にはならないんですけどね。

さて、NMBのファンはそんだけしかいないのか。HKTのファンは指原以外には一人にも満たない人数しかいないのかって言うとていうと、決してそんなことは無い様に思うんですよね。今調べても投票総数が分からないのでどれぐらい死票があったのか分からないですけれども、体感としてやっぱり大量の死票があるきはちます。AKBの選抜選挙だと言うことを考慮してもね。ただ残念ながらその死票が順位に影響するかって言うと極端に死票が多い劇場があったとしても1,2議席ぐらいなのかな、と言う気もします。可能性があるとしたらSKEなんだろうなあ、きっと。

さて。今年の選抜総選挙も発表になりました。今年はHKTがデビュー直後で話題性があったり、NMBのメンバーもいろいろ知れ渡ってますし、SKEも単独紅白出場を果たしたり、AKBもチームシャッフルがあったり、中堅から若手に向けてメディア露出が増えたり、上位者でいろいろスキャンダルがあったり、卒業するメンバーも出てきたりと、順位も動きそうな気がします。なので同じような試算をした時にも、計算の前提になっている比率が変わっている気はしますね。

今年はどう言う結果になるんでしょうかね。といいつつ、佐倉には実は選挙権がないのであれですが:-P

※2013/6/8 補足。誤って「採用劇場」としていたところを、「主に活動する劇場、移籍者は移籍後の劇場」とより正確な記述に変更しました。

※2013/6/8 補足その2。結局選挙権が発生しました:-) 祭りは参加しないとね! ちなみに多田愛佳(HKT48)推しです(この文は6/8 9:16に書いています)

襲名メンバー一覧を更新

東京国際アニメフェアに行って、AKB0048設定資料集 完全版を買ってきました。というまさにこれだけ買って帰ってきたと言うべきか。

設定資料集完全版に、総選挙に出てきたレギュラーでない襲名メンバーについて記述がありましたので、AKB0048 — 自分用メモ : 現時点で作品中で言及があった襲名メンバー一覧 に追記しました。

佐倉の予想は、予想通りハズレが多かったですが(わかりにくい表現)

というか、完全版なのに、76期に関する記述が総選挙の席順しかないって言うのはどういうことなんだ碇!

本篇はいよいよ今晩と来週で完結。とりあえず今週はどこまで行くのか、どうなるのか、大変楽しみではあります。