ファーストインプレッション:AKB0048

秋葉の住民、でした、かな?もはや。佐倉羽織です、こんにちは。

まあ、秋葉の住民ですが、アイドル系は微妙なのですが。

ざっくりと、どういうアキバ系かをご説明します。ちなみに知人にAKBの割と昔からっぽいファンの人がいまして、ちょっといいづらいっぽいことも、実はあるんですが、その辺も正直に。

そもそも、電子パーツの頃からの住人なので。いやまあ、さすがに青果市場時代はお話でしか知らない的なくらいからですかね。(あ、でもフルーツパーラーはよく行ったかも)

メイド喫茶ぐらいまでは、だいたい秋葉のトレンドに乗って身を置いていましたけれども。商業アニメコンテンツがまだ市井のお店では手に入りづらかった時代に、石丸電気のサービス券で仲間内の飲食割り勘精算が出来るぐらいには購入してましたけど、同時期に秋葉で盛んであったアイドル系には流れてなかった感じで。

で、ドンキ・ホーテさんが出来る時に、そのころ割と聞くようになっていた「地下系アイドルが市場に上がってきた様な」感覚でAKBの誕生を横目で見つつ、なんだか並んでる連中が歩道をふさいで不便だなあとか、出待ちの集団が裏のコーヒーショップのテラス席で、商品を買いもしないで席を占有したり、周りにたむろしたりしているおかげでコーヒー飲めないじゃん、とか。どちらかというとネガティブな印象しか無かったのですけれども。

まあそれでも、インディーズ時代の2枚はたしか石丸で買いましたし、しばらくあって、前述の知人と再会後しばらくは、お裾分けをいただいたりしていたのですけれども。メンバーについては全然知識がない的な。そんな感じですね。はい。

片や、アイドルを題材にしたアニメーションに関しては、ハミングバードに始まって、アイドルマスターに至るまで、まあそれなりに見ていたのですが、なぜかマクロスは初代が肌に合わなかったのを引きずって、マクロスF含めて全然見てないとか。

で、今回、予習として、AKB48関連グループの出演番組を、2ヶ月ほどいろいろ見て、いわゆるメディアにでるメンバーは何となく覚えた感じで。

で、ふたを開けてみたら。思った以上に「アニメーションとして本気」だなこれは、と思ったので、継続的に言及すべきかはしばらく見てからにせよ、ひとまず第一話の印象とか、いろいろ書いておこうかなと思った次第です。(以上前文)

さて、ストーリーは謎解きでも無いので(多分)、ページ替えはしないでおくとして。

一話で気がついた点をいくつか。

冒頭のライブシーン。同じ制作会社の前期作品「歌姫絶唱シンフォギア」の冒頭のライブシーンと比べて、きちんと絵として綺麗に処理してるなあ、と言う印象ですね。

歌唱人数が多いので、ステージ(?)上のカットが多いのですが、3Dアニメーション起こしの部分も、振りを数人タイミングをずらしているカットがあったり、大人数で舞台の端に移動するところは、全部動きを変えてあったり、この辺はデータとしては再利用できる気はしますが、これモーション作るの大変だったろうなあと思ったり。

シンフォギアは、会場がUO(高輝度オレンジのサイリューム)で埋まるのですが。これは、演者(の声の担当者)が、水樹奈々なので正しいと言われると正しい気はするのですが、絵的には同じ色であるが故に、同じ動きをしている部分がわかりやすく、まじめに群衆のカットを入れているのは評価できるにせよ力量が追いついていない感じでした。が、AKB0048では、実は群衆はさほど写らないし、動いていないシーンも多いのですが、色とりどりの、しかも「A」「K」「B」「00」などの形をした発光体が絵的には見栄えがしますし、写るシーンは派手にランダム化されているので、印象として残りやすいという。演出の勝利だな、これは、とおもいました。

ゲリラライブではもちろんセンターは13代目前田敦子なのですが、コンサートマスターからの指示は5代目高橋みなみにされているとか、割と細かい部分に配慮が見えました。というか、募集サイトのホログラムに、なぜか現襲名メンバーのうち13代目前田敦子だけいない(しかも、13代目前田敦子役の沢城みゆき嬢は冒頭ナレーションで出演している)とか、キャストクレジットで「ツバサ」とされているコンサートマスターの女性に「5代目高橋みなみ」が「麻里子様」と呼びかけている(しかも髪型が似ている)とか、謎はいっぱいありますが。

さて、本編。ていうか、藍花星(らんかすたー)ですよ旦那。星の建物群のデザインはスチームパンク的。ですよ。

一話の主要登場人物は4人。うち、園智恵理はアバンタイトルのコンサートシーンで幼少期が描かれるだけなので、事実上、本宮凪沙、一条友歌、藍田織音の3名。うち主にフォーカスが当たるのが本宮凪沙なんですが。一条友歌役の佐藤亜美菜嬢、藍田織音役の仲谷明香嬢は声優経験者なので、それなりに安定して(声優的に)聞けるので、本宮凪沙役の岩田華怜嬢が声優と芸能人声優の中間ぐらいの不安定度でもむしろそれが初々しい効果でとどまっているというか。凪沙の母が井上喜久子嬢だったり、父が大川透さんだったり、もちろん襲名メンバーのキャストもよく集めたよな的な豪華さなので。特に凪沙の父はムスカ似の癖に、凪沙のピンチに竜型の宇宙船で助けに来そうだし(謎) あと、声優選抜キャストに端役をやらせてるのはいいと思いました。

あ、そうそう。キャストクレジットが、役のその回での重要度では無くて、出身母体の序列で並んでいるっぽいのもちょっと新鮮だったり。だって、役名のある、かつ、この話の主人公的位置づけの本宮凪沙より、役名なしの少年、オペレーターの方が序列が上とかすごいよね。

てな感じで。

今後はしばらく視聴してみて、琴線に触れるようならまた感想を書いてみるかもしれません。感想を書くまでも無かったとしても、少なくとも最後までは見てもいいかなと思いました。

COMIC1ありがとうございました

いや、本当にありがとうございます。というか、書きかけで寝落ちして、投稿したつもりになっていました。タイムリーじゃないから伝わらないかもなあ、とか思いつつ、感謝の思いを記します。

いつも、どのイベントでも、どんな数でも買っていただける方には感謝なのですが、今回は印象に残った方がいろいろいらっしゃいまして。

遠方からの参加者だそうなのですが、小説は珍しいと思って寄りました、と、おっしゃって、おすすめはどれですかとお聞きになったので。申し訳ないです、続き物でまだ未完の部分があるんですとご説明して、ひとまず「魔法の代償」の既刊4冊をおすすめしたら、購入いただけて、いったん他のスペースへ旅立たれたのですが。

(おそらく途中まで読んで)会話がおもしろかったので、全部買いますと言って戻ってらっしゃって、嬉しかったのと共に、あと一冊で既刊の話全部が繋がると言う状況なのが大変申し訳なく。その辺を説明申し上げたら通販はしないのですかとまで言っていただけて、大変感激いたしましたです、はい。

最終的に、「友達の記憶」既刊3冊もご購入いただいたのですが。未読の部分も気に入っていただけると嬉しいのです。ありがとうございました。

そして、冊数が増えてスペースが足りないのもあって、今、帯風に見本誌にかけた値札に6ptぐらいの小さな字で、その巻のあらすじが書いてあるんですが。これを当日頒布分を、全部(おそらく字が小さくて読みにくくて)時間を掛けてお読みになり、いったんスペースを離れてから戻ってらっしゃって、全巻お買い上げになった方とか、既刊を多分毎回お買い上げいただいている方とか。

他にもいろいろな方に選んでいただけて、本当にありがとうございました。

と、いまさらですが。

こっそりPOST……。

5/3 都産祭内 もう何も怖くない5に、マドカミ町奇譚、参加します。よろしくお願いします。

なにやら5月3日は雨らしいので、しょんぼりしておりますが。

というか、当日搬入物どうしようかとか、撤収時間まで降ってた時の搬出物どうしようかとか、今まで幸運にも(?)経験してこなかった悩みが発生しておりますが……。

5月3日。都立産業貿易センター 浜松町館にて開催される、都産祭2012にて開催される、もう何も怖くない5に、マドカミ町奇譚、参加しますよ。スペース番号は「も-40」です。……、いや、4月30日から3日しか経ってないですけどね……。

で、ちゃんと新刊があります。と、胸張って書くべきか、より地方から訪ねていただけたCOMIC1に間に合わなくて申し訳ありません、と言うべきか。あと4日早く書き上がれば、あるいは?ぐらいの平行執筆でしたけどね。POP作ってる時にこの日何処まで刷り上がってるんだっけ?って混乱したからね、佐倉自身が。

「新たなる世界の片隅に」「魔法の代償」編、ついに完結。Web立ち読みはこちらを見ていただいて

そして、このあとは、もし当選していればコミックマーケット82 1日目、落選していたら、9月29日の「本の杜2」までイベント参加予定は無い、と思います。きっと。たぶん……。

というわけで、よろしくお願いします。