うちの もんちゃんが逝きました

オカメインコの もんちゃん(♂:推定享年12歳)が、今朝方亡くなりました。

僕が実家に帰るまで、両親のお話相手を務めてくれた、ちょっとわがままなオカメインコでした。
まあ、さすがに12年生きたら大往生かなあと。

最近はもう翼をたたむ力もなくて歩いていて自分の翼を足で踏んでしまうこともあるようなそんな体調で、もう昨日はえさも食べず、丸くなってひたすら寝ていたので、両親も昨日の時点でがそろそろお迎えがきそうだという話をしていたのですが。

いつものように、光がはいって眠れなくならないように鳥かごにかけているカバーを父が開けたときにはおそらく最後の力を振り絞って、定位置のえさ箱の前に這い上がって待っていたそうで、父の声を聞いて目を開け、母の姿を確認して目を閉じて動かなくなったそうです。

長くいきたから、簡単な墓標をたてて供養をしたいと、そして、それは身近な場所にしたいとのことだったので、私が簡単な墓標を作って、ベランダのプランターに埋葬しました。

実は私自身はあまり長く一緒に暮らしていなかったので、あまり思い出がないのですが、帰省する度に、もんすけに威嚇されていた、いわばよそ者として認識されていた私が、実家に引っ越して数週間、すっと威嚇されなくなったときに、妙にうれしい気分になったのを覚えています。

若い頃は歌が大好きで「幸せなら手をたたこう」をフルコーラスで歌えるという才能を持ち、壮年期はかごにつけたベルをちりちり鳴らしまくる趣味を持ち、そして、夜が来ると「早く覆いを掛けろ!」とピィピィ命令してくる、個性の強い鳥でした。

明日からあのかごに彼がいないのかと思うと、ちょっとなんだか不思議な気がします。

もんちゃん、おつかれさまでした。

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