COMIC1☆7 新刊「Sweet & Mint」 とらのあな様で予約開始しました。

4/28 COMIC1☆7から頒布開始予定の、再録短編集「Sweet & Mint」をとらのあな様に委託させていただくことになりまして、佐倉としては久しぶりの予約扱いさせていただきます。→ 通販ページ

コピー誌「Sweet & Mint petit」発行後にpixiv/TINAMIにて公開した一編、書き下ろしが一編、そして十数部しか発行されていない、幻の迷作「マミQさんとまどほむさん(マミQさんから改題)」を収録し、オンデマンド96p 頒布価格¥200/通販価格¥315(税込)と大変お買い得な感じになっております。

ディスプレイで横組で読むのと、縦組の本で読むのとでは、またちょっと違う雰囲気になっている気がします。佐倉が本というマテリアルが大好きな人だからかもしれませんが、できれば本の形で読んで欲しいなと思い、今回価格についてかなり勉強させていただきました。というか、ちょっとやり過ぎたかなとは思っておりますが……。

まあ、そんなわけで、よろしくお願いします。m(_ _)m

 

AKB0048 #26 感想補足

HaKaTa百貨店みて心を落ち着かせようと思ってたら余計に動揺した←

この作品は、佐倉が二次創作家デビューしてから始まった作品なので、キャラクター達のファンとしての視点と、作家としての視点と、従来からのいわゆる評論家目線(評論家は本職ではないので目線)が錯綜してとっちらかっているのですが。

簡単に列挙すると。キャラクターのファンとしては納得いかない部分もあり、作家としてみたらこの構成になるよなあと言うか、よく取りこぼし少なくまとめたなあと思ったり、評論家目線だと尺の配分が微妙だったなあと思ったり。そういう思いが錯綜した感じなので、感想文もとっちらかっている気はします。

というか、岡田麿里さんの作品は実はたぶん始めて通しで見たのですが、彼女の書く台詞って、文法がおかしいんですよ。文字におこすと単独で意味が分からない。でも、何回来ている台詞に感じるんですよね。少なくとも脚本だったらそれでも良いんだなって、そう思いました。で、自分も出来ればそういうのを違和感なく書けるようになりたいなって。元々口語文って文法的に見たらしっちゃかめっちゃかなんですよね。で、映像作品だと、勝手に時間が経過していくし、台詞を話すのが人間だから文章以外の情報を込められるのでそれでも良いんですよ、きっと。でも小説はそうはいかなくて、今ちょっと思い悩んでいるところなので。でもきっとそれは技量の問題だから頑張ろう。そう思いました。

さて、本作の構成ですが、後半というか、ラス前。秋葉星占領以降がね。それまでの丁寧さに比べて流れが速すぎてキャラクターの心情について行けてない感じがある気がするのですよ。思えば、佐倉は実は河森モノと相性が昔から良くなくて、そのせいなのかもしれないのですが、それ以前のしっかり描写していく流れからの隔たりを強く感じました。よくよく考えてみると佐倉がよいと思った部分は平池監督由来なのかもしれないですが。

ただ、背景設定というかその辺についてはさすがとしか言いようがなく。素材と自分の描きたい物語とを融合する設定として、手堅いラインを押さえてくるところはさすが伊達に眉濃くないなと思ったりしています。

さて、ネタバレ系で言い残したことを以下に。

AKB0048 #26 感想

終わりましたね。

まどか☆マギカの時のように自信持ってきれいに終わったとは言いがたい心境なのですが。きちんと完結しました。

あと、お話しとしては終わっているのですが、一般的なアニメのように続きが作れるようにはなっています。とはいえNO NAMEの中には卒業者がいっぱいいるので、オリジナルキャストでは難しいだろうなあという所が寂しいですね……。

以下ネタバレ

AKB48 シングル選抜選挙改革試案 という思考実験

思考実験と言う仰々しいタイトルですが。まあ実態はニコニコ動画的な「AKB48 シングル選抜選挙改革試案考えてみた」なきもしますが。

実際に32rdシングル選抜選挙では、ルール改定が行われ、主に被選挙権の拡大が行われました。現役メンバー全員参加から、立候補制に移行。被選挙権を持つものは、国内直系姉妹グループの2013年3月31日時点の正規メンバーおよび研究生に加え、過去AKB48に在籍し、海外に移籍したもの。過去、AKB48に4年以上在籍したものとなるわけですが。

選挙制度的には「全国一区の大選挙区制」であるのには変わらず。であります。これは事実上メンバー個人の人気投票であるので当然なのですが、主に地方グループのファンの間では、「劇場から何人当選させるか」という話題も出るようです(ウォッチしている範囲では、ですが)

この辺については「なのは完売」ほどではないですが情報戦が繰り広げられており、当確者のファンに対して、同じ劇場の他のメンバーへの投票を呼びかける者、当確ラインより下のメンバーのファンに対して、一本化調整を呼びかける者など、まるで国政選挙のような様相なわけですね。

で、人気投票という観点では、単純に当確が分からないので、採用されることはないと思いますが、選挙の形式自体を「全国一区の大選挙区制」ではなくて「完全非拘束名簿比例代表制」にしたらどうなんだろうねえと。ちょっと思って見ました。

ここでは以下のような制度を想定しています。

  • 被選挙権保有者は国内姉妹グループ在籍者(正規メンバー、研究生)および現在活動中で、姉妹グループを含めた全グループに在籍中に海外グループに移籍した者。現在、海外移籍者はAKB48からしか出ていませんが、今後姉妹グループからの移籍も論理上あり得ることからもう少し範囲を広く取りました。また、現在はいませんが、国内グループから脱退、もしくは卒業した者が、海外グループのオーディションを受け、合格した場合は海外グループ出身として扱うものです。
  • 選挙権保有者は、各グループのファンクラブ(mobile会員等)については会員権利ひとつにつき一票。運営が指定するCDおよびダウンロード権の指定する組み合わせについて運営の指定する票数。おおむね現状通り。将来的にはダウンロード販売件数の方がランキング上重要となることも考えられるので、ダウンロード販売分も指定できるようにした。「指定する組み合わせ」というのは指定の数曲購入に権利を付与するケースを想定。「運営の指定する票数」としたのはたとえばダウンロード一票、CD二票のような重み付けをすることを想定。
  • 議席配分方法は以下の通り。
    • 投票対象はメンバー個人もしくは劇場(AKB/SKE/NMB/HKT等)
    • メンバーへの投票は圏外のメンバーへの投票数も含めて所属する劇場の票としても扱われると同時に獲得票数の多い者が名簿順位が上位であるとして扱われる。兼任者は採用劇場主に活動する劇場、移籍者は移籍後の劇場の票とする。
    • 選抜、アンダー、ネクスト、フューチャー各階級の合計64議席を各劇場の獲得票数の比率にしたがって配分。
    • 配分した議席を名簿上位者から割り振って当選者を確定する。兼任者は採用劇場主に活動する劇場、移籍者は移籍後の劇場の議席から割り振る。
    • 確定した当選者を獲得投票順並べ、上位者から各階級に割り振る。

    国政選挙との最大の違いは、「議席に階級がある」ことで、階級毎に比例配分の方が人材発掘、地方グループ振興という意味ではいいのかもしれないけれど、さすがにそれは複雑すぎるかなと。

意図した点は、各劇場の誰かに当選して欲しいけど、自分は特定の推しがいない人が投票できるようにすることと、従来死票となっていた圏外メンバーへの票が劇場票としても評価されることで「安心して自分の応援しているメンバーに投票できるようにする」ことなのですが。最大のデメリットは「誰が当選したか直感的に分からない」ことで。たとえば劇場票が多い劇場の方が当確ラインが下がるので、あるメンバーよりも獲得票数は多いのに劇場票が少ない為に当選できない事態も考えられますね。あ、あと兼任者の扱いをどうするかという問題もあります。たとえば「NMBのゆいちゃんがすきやねん」的な思いをどうするかとした時に、各劇場で案分するのも考えたんですが、そうするとどう案分するのかが問題になるわけで、単純に同率で振り分けでいいのかというとそこも疑問ではあります。

さて、この制度だとどうなるかをシミュレーションしようとすると、圏外メンバーも含めて全員の票数と、特定の推しがいないけど投票したい人の票のデータが無いといけないのですが、今それは無いので。はなはだ中途半端と分かりつつ、去年の総選挙における当選メンバーの票数をつかって、劇場単位の配分について試算をしてみたいと思います。

2012年の圏内データを利用し、それが全投票数であると見なして計算します。HKTへの票がそのままだと少なすぎて計算しにくいので、HKTへの移籍者のみHKTとして集計しました。

獲得票数比率案分現制度での換算議席数
(移籍補正したもの)
AKB95980375.5%4843
SKE16944013.3%913
NMB626934.8%35
HKT801146.3%43

参考値なので、本当にこの方式でやったら全然違う結果になるとは思いますが……。こんなんになりました。皆さんの予想イメージと比べてどうでしたか? 集計してみて気がついたんですけれど、NMBメンバーの総獲得票数よりも、指原莉乃の個人獲得数の方が多いんですよね。さっしーは圏内票合計の5.3%です。一位の大島優子だけでも8.6%で5人相当なんですよね……。よく言われる「比例代表制では人気者を立候補させることで本来なら当選ラインにいない人を引き上げられる」というのが実感できますね。国政選挙だと一人一票ですからここまで極端にはならないんですけどね。

さて、NMBのファンはそんだけしかいないのか。HKTのファンは指原以外には一人にも満たない人数しかいないのかって言うとていうと、決してそんなことは無い様に思うんですよね。今調べても投票総数が分からないのでどれぐらい死票があったのか分からないですけれども、体感としてやっぱり大量の死票があるきはちます。AKBの選抜選挙だと言うことを考慮してもね。ただ残念ながらその死票が順位に影響するかって言うと極端に死票が多い劇場があったとしても1,2議席ぐらいなのかな、と言う気もします。可能性があるとしたらSKEなんだろうなあ、きっと。

さて。今年の選抜総選挙も発表になりました。今年はHKTがデビュー直後で話題性があったり、NMBのメンバーもいろいろ知れ渡ってますし、SKEも単独紅白出場を果たしたり、AKBもチームシャッフルがあったり、中堅から若手に向けてメディア露出が増えたり、上位者でいろいろスキャンダルがあったり、卒業するメンバーも出てきたりと、順位も動きそうな気がします。なので同じような試算をした時にも、計算の前提になっている比率が変わっている気はしますね。

今年はどう言う結果になるんでしょうかね。といいつつ、佐倉には実は選挙権がないのであれですが:-P

※2013/6/8 補足。誤って「採用劇場」としていたところを、「主に活動する劇場、移籍者は移籍後の劇場」とより正確な記述に変更しました。

※2013/6/8 補足その2。結局選挙権が発生しました:-) 祭りは参加しないとね! ちなみに多田愛佳(HKT48)推しです(この文は6/8 9:16に書いています)

襲名メンバー一覧を更新

東京国際アニメフェアに行って、AKB0048設定資料集 完全版を買ってきました。というまさにこれだけ買って帰ってきたと言うべきか。

設定資料集完全版に、総選挙に出てきたレギュラーでない襲名メンバーについて記述がありましたので、AKB0048 — 自分用メモ : 現時点で作品中で言及があった襲名メンバー一覧 に追記しました。

佐倉の予想は、予想通りハズレが多かったですが(わかりにくい表現)

というか、完全版なのに、76期に関する記述が総選挙の席順しかないって言うのはどういうことなんだ碇!

本篇はいよいよ今晩と来週で完結。とりあえず今週はどこまで行くのか、どうなるのか、大変楽しみではあります。

書店委託状況について

とらのあな様に委託しておりました下記書籍について、委託扱いが終了しましたのでおしらせします。

  • 新しい世界の私
  • 魔法少女とその弟子
  • 奇跡を望む権利
  • 守護者の代償
  • フロマージュとチーズケーキ
  • はっぴぃばーすでぃ
  • たまにはコーヒーブレイクを
  • 桜の記憶

また下記書籍については委託分が完売いたしました。

  • あたらなる世界の中心で

※上記書籍について、当面の間イベント扱いは継続いたします。

※上記以外の「ENGAGEMENT!」「セブンシスターズ」「もう一度だけ碧空を」「エチュードを一緒に」については引き続き委託をしております。よろしくお願いします。

本の杜3ありがとうございました

正直あまり見ていただけなかったのですが。創作が基本のイベントで、二次創作小説である佐倉の作品を手にとっていただいたり、お買い上げいただけこと、とても嬉しく思います。

次回は9月15日大田区産業プラザpioだそうです。

余談。毎回地味に購入いただける、ねこのしっぽさんイメージキャラクターねこねえさんの小説本「ねこねこシンドローム」 がなんだか嬉しいこの頃。

本の杜3、ありがとうございました

思えば、スーパーヒロインタイムだけじゃなくて、HARU COMI も重なっておりましたね。

売れ行きは正直残念だったんですが。

ねこねえさん(ねこのしっぽさんイメージキャラクター)小説本「ねこねこシンドローム」は、相変わらずイベントだと地味にじわじわ売れるw

今回佐倉はいくつか大ポカをいたしまして。代表にはお世話になりましたm(_ _)m

遠距離在住なもので、相変わらず打ち上げには行けないのですが。あ、次回は大田pioで開催とのことです。