魔法少女まどか☆マギカ #9 「そんなの、あたしが許さない」 感想

ネタバレ有りの感想です。

QB思考が理路整然としすぎていてすごい。確かにそういう前提で思考するとそうなるよねーという。個人的にはQBはQBの種族の思考では全く悪意が無いというかむしろ善意に基づいて行動しているだけに物語がより深刻になっているというか。ある意味、QBを倒せば終わるという物語ではないなあと。

きょうちゃんは優しいなあ。さやかは杏子と一緒になれて幸せになれたのかしら。まどかと仁美と言う友達がいながら、本当の意味ではずっと孤独だったんだろうと思う。

っていうか、本当に登場人物はみんな、たとえば日曜朝世界観に生まれてたら、とても幸せになれたんじゃないかとか、そんなかなうはずのない思いがよぎるね。

だって、流れから言って、絶対うまくいくわけがない(けど魔法少女ものとしては定番の)説得とか、絶対最悪の結果になるのに期待しちゃうもんな。本当。あるいみひどい。

さて。

細かい謎はたぶん作劇上の理由であって、作品世界上では偶然の産物であり、おそらく明示的に説明されることはないと思うので、物語は大きく残った2つの謎、「ワルプルギスの夜」と「ほむらは何から何をどう守ろうとしているのか(ほむらの勝利条件は何か)」に絞られてきた感じがある。

あと3話。普通ならもう着地点はうっすらと以上見えている尺なんだが、この物語ではまだまだ予断を許さない。

まどかの身の回りの、そして、大きくても見滝原レベルの話が、急に宇宙レベルの話になって来てはいますが、どうなることやらと、楽しみに見守りたいと思います。

例によって、現時点でもおいらの考察結果を別記事で。今回はある程度の結末の予想も試みる予定ですのでよろしければそちらも……。

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