新生シャッツキステこと「秋葉原カルチャーカフェ シャッツキステ」のオープニングパーティー(内覧会)に参加してきました。
今回の移転リニューアルに伴い、あえて「メイドカフェ」という名称を外したとのこと。もっと広くオタクカルチャーについて、啓蒙していく拠点になればと、総メイド長エリスさんは申しておりました。
外見は、総メイド長曰く「一般人ホイホイ」という感じで、本当に落ち着いたただの喫茶店っぽい建物です。
なかは建物自体が新しいので、旧屋根裏の雰囲気よりもかなり明るい普通の喫茶店。内装の要所要所を、手作り感(悪い意味で、素人丸出しではなく、ちゃんと作られた手作り感)で、雰囲気を作り出している感じです。
今度はキッチンがあります。
内覧会では、正式メニューの縮小版的な、軽い紹介メニューが出ました。
そう、今度はロゴ入りティーカップです。しかもソーサーの隠れた部分にロゴが入るという芸の細かさ。
材料の甘さだけで作られた冷製スープ、ハードブレッドのサンドイッチ、マーブルケーキとフルーツ。スープが、とてもこくがあって本格的においしかったです。
総メイド長からいろいろ説明がありました。
・料金は以前と同じ30min/\500。紅茶も飲み放題です。ただし、紅茶以外のものを1オーダーすると1h相当ののチャージが無料になります。
・軽食と焼き菓子がメニューです。軽食は、スープ、サンドイッチ、デザートの構成になるとのこと。
・まだ工事中でしたが、電源も全席ではないですが用意するとのこと。後無線LANもオープンまでに導入するとのことです。
・メンバーは総メイド長と2人のメイド長含め、17名でスタート。メイドさんは3組に分かれていて、春のメイド、夏のメイド、冬のメイドそれぞれで、役割が違うそうです。春のメイドが企画、夏のメイドが接客、冬のメイドがキッチンの模様。秋のメイドは現在空席ですが、将来的にはメイドからメイド長に昇格するものも出てくるかも、とのこと。
・席は25席前後。店内は書棚、机等はフレキシブルにできるようになっており、貸し切り、予約等の対応もするとのこと。
・また、オタク文化の啓蒙のため、オタクカルチャー的なワークショップを開催していく参加型のお店にするそうです。
・バックストーリー的には「町外れの私設図書館」、位置的にもまさに秋葉原の外れぐらいです。
・少なくとも表に出ているスタッフは全員女性のようです。
エリス総メイド長のお言葉と、若干の質疑応答の後、内覧会は終了です。
帰りにポイントカードと鳩のクッキーをもらいました。
ポイントカードは今までの手書きではなく、バーコード管理になるようです。
次回来店時に以前のポイントカードの残ポイントを算入してもらえるそうです。
個人的には、内装、飲食物のクオリティー含め、「普通の喫茶店」としても、大変よいレベルにあると思います。
しかし、いわゆるコス飲食とは別の方向性で、発生当初のメイド喫茶の思想を進化させていっているという、大変野心的な、そして、オタクのしかも女性にしかできない、そんな店舗なんじゃないかと思います。
この試みが成功することを大変期待しています。
というか、いわゆるメイド喫茶好きではない女性にお勧めできる唯一のお店な気もします。
当日配られたフライヤーと、内覧会の招待券。
グランドオープンは5/20です。