まあ、新刊のオリジナル短編は……もっと頑張ります。
とにかくサークル間交流が楽しいのですよ、本の杜は。体力とかお家遠いとかの理由で打ち上げには出られないんですけどね。
正直、思ってたよりも売れました。ありがとうございます!
思えば本の杜としては始めて参加費用を売り上げが上回った気がする。(まあ純利益ベースだと全然赤字ですが)
何はともあれ、手にとって下さった方々、勝ってくれた方々に感謝感謝です。
ありがとうございました。
まあ、新刊のオリジナル短編は……もっと頑張ります。
とにかくサークル間交流が楽しいのですよ、本の杜は。体力とかお家遠いとかの理由で打ち上げには出られないんですけどね。
正直、思ってたよりも売れました。ありがとうございます!
思えば本の杜としては始めて参加費用を売り上げが上回った気がする。(まあ純利益ベースだと全然赤字ですが)
何はともあれ、手にとって下さった方々、勝ってくれた方々に感謝感謝です。
ありがとうございました。
本の杜は同人誌即売会というより、文芸系サークルの親睦会の要素が大きい気がしている。のです。
本日は本の杜6にて、当サークルスペースまでお越しいただきありがとうございました!
小規模イベントと言うことも有り、もともと売り上げ数は期待していなかったのですが、まあまあ売れました。まあまあね。
今回は両隣だけで無く、そのとなりあたりまで仲良くしていただき、大変楽しかったです。あと抹茶ラテ美味しかった(運営が準備した品)
いただいたり、買ったりした本はこれから大事に読ませていただきます。
今日の一番人気はETERNAL CIRCLEでした。二次創作の小説は、二次創作としてもマイナーで、オリジナル中心になる文章系オンリーでもマイナーなんですが、前回参加時の惨敗度合いに比べて、手にとっていただける機会が増えた気がします。装丁もですが、内容もより頑張っていきたいと思います。
手にとっていただけた方、そして、お買い上げいただけた方、本当にありがとうございました!
次は23日のまどか☆マギカオンリー、スーパーヒロインタイム2014秋内円環の理6に参加します。こちらもよろしくお願いします。
今日、本の杜6開催中にですね。こんなtweetがRTされてTLに流れてきまして。
オタサーの姫が犯した殺人をサークルの男全員でかばおうとするんだけど、事件の捜査にやってきた、姫の数百倍可愛い美少女探偵を前にサークルのヒエラルキーが崩壊する展開が見たい。
— 白樺香澄@『背理の神罰』好評配信中 (@kasumishirakaba) 2014, 9月 19
で、
SSなら、取調室に捜査官が入ってくる直前からかなあ。登場人物は二人。短編なら男たちの相談が中心で、オチが捜査官かなぁ。長編ならまず姫の逮捕から、一回時間戻して事件前のサークルの様子からかなぁ — 佐倉 羽織@9/20本の杜A-17 (@SakuraFrequency) 2014, 9月 20
と、その場では書き込んだんですが。
そのあと移動中に長篇版のプロットを思いついて、連続tweetしたモノを、その後RT先をたどってみつけた @kasumishirakaba さんのtweetを参考に、加筆してまとめてみます。
オタサーの姫、桐生冬芽(キリュウフユメ)が正当防衛を装った殺人容疑で逮捕される。サークルの男達は口々に姫の無実を訴え、すぐに迎えに行くからと声を掛けた。その様子を少し離れていた所から見ていた少女。彼女は国家探偵法に基づく探偵資格を持つ者、国家探偵姫宮ひづきだった。
時は一週間前にさかのぼる。
メンバーの一人、御影宗二(ミカゲソウジ)が暮らすマンションの一室で、次のコミケに出す本の企画を練っていたサークルのメンバーは隣の部屋からただならぬ男性の絶叫が聞こえて驚く。ふと見ると部屋から宗二と冬芽の二人の姿が消えていた。驚いて隣の部屋に駆け込んだメンバーが見たものは、フローリングに広がる血の海、倒れて動かない宗二。そして白いロリィタ服をあたかも最初から赤だったが如く血に染め、ナイフを両手で握りしめたまま呆然とした表情で鳶座りをしている冬芽だった。
「フユは悪くない」
何を聞いてもそれ以外の言葉を発しない冬芽。サークルメンバーは困り果てるが、メンバーの一人、大鳥明夫(オオトリアキオ)の「これは正当防衛ではないか?」という呟きを拠り所に、それぞれが勝手な想像を組み合わせていき「架空の真実」を作り出していく。
全員の合意の元、明夫が警察に通報し、駆けつけた警官に冬芽は拘束される。サークルのメンバーはそれぞれ個別に事情聴取を受けるが、それぞれの証言が一致し、冬芽の正当防衛が認められ一旦保釈される。
捜査本部長に任命された捜査一課の天上萼人(テンジョウガクト)は、隣室での殺人が行われたにしてはあまりにも全員の証言が一致しすぎていて、全く記憶の混濁が無い事を不審に思い、本庁を通じて国家探偵局に協力を依頼。探偵当局は新進気鋭の探偵、姫宮ひづきを派遣する。
早速メンバーに個別に接触をしかけた ひづきだったが、オタ知識の無さ故にメンバーから相手にされない。
捜査は暗礁に乗り上げたかと思われたが、数日後、ひづきのレポートと証言の入った音声記録が捜査本部に届く。それらは裁判所で証拠として採用され、冬芽に逮捕状が発布され執行される。
警察の発表をうけ報道された内容により、内通者がいることを悟ったサークルのメンバーは犯人捜しをするが、全員がそろって否定。疑心暗鬼に至ったサークルは空中分解する。
やがて開廷された裁判にて、ひづきの録音した証言が公開される。そこにはあの日の本当の出来事を説明するサークルメンバー「全員」の声が、それぞれ別に入っていた。
弁護人証人席で冬芽の擁護をするはずだったメンバーは、録音証言の内容を聞いて呆然とし、うなだれる。
傍聴席から不意に立ち上がり、裁判所を後にしたひづきは、「同じ努力したなら、あなたは私に勝てないわ。男ってそういう生き物だもの」と呟いた。
なんとなく「国家探偵姫宮ひづきの事件簿」シリーズの3本目か4本目のような気がする。佐倉的には女の子二人は直接対峙しない方がよりらしい気がする。描写的には「フユ」の可愛らしい面だけを見せていた方が効果的というか、メンバーの心に潜む冬芽の影にひづきが闘志を燃やす的な。多分二人とも男には覚めていて、その点では同類なんだろうな的な。シリーズが進むとひづきが男に覚めている理由が分かってくる的な。ひづきはダークヒロインだろうしね。
メンバーがそれぞれ懐柔された後の様子は、最終的な結果を簡単に音声証言で表現するぐらいでいいのかな的な。ここを直接描写しない理由は、知識合戦になるので内容が風化しやすいため。あんまりやってもくどいだろうし。3本目4本目なら、ひづきがどう捜査していくかは以前の巻で充分描写されている前提で。
何故彼らが、最後まで懐柔されたことを黙っていたかというと、まあ、みんなを出し抜いて、ほとぼりがさめたら一人だけ ひづきとくっつこうとしたんだね。
ちなみになぜか最後のシーンのイメージで、ひづきがふうせんガムを膨らませる姿がうかんだ。今時見ない感と内面は実は子供感の演出かな?(自分でもよく分かってない)
というわけで、佐倉は書く時間が無いのでだれかこういう書いて下さい。おねげえするっす。
どうでも良い補足情報:「姫宮ひづき」は、佐倉の知人のハンドルネーム。他の登場人物は「姫宮」から発想して「少女革命ウテナ」の登場人物から少しいじってお借りしましたが、このプロット上での役割とは無関係に、適当に名前を選びました。
文章系作品オンリー同人誌即売会「本の杜6」にサークル参加します。
マドカミ町奇譚 A-17です。
マドカミ町奇譚名義での参加ですが、新刊は初のオリジナル作品です(桜月奇譚名義)。近未来の天文部の女の子が、宇宙船で部活する話です。だいぶ前にPixivに上げた同名のSSを短編にリライトした作品です。もしよろしければお手にとっていただけると幸いです。
その他、ねこねえさん本と、AKB0048の在庫のある本も頒布します。(上に貼ったお品書きをごらんくださいまし)
文章系作品オンリー同人誌即売会「本の杜6」にサークル参加します。
マドカミ町奇譚 A-17です。
マドカミ町奇譚名義での参加ですが、新刊は初のオリジナル作品です(桜月奇譚名義)。近未来の天文部の女の子が、宇宙船で部活する話です。だいぶ前にPixivに上げた同名のSSを短編にリライトした作品です。もしよろしければお手にとっていただけると幸いです。
大田区産業プラザPioで9/23に開催される、スーパーヒロインタイム2014秋内 円環の理6 にサークル参加します。 マドカミ町奇譚 円環19に配置です。
以下、お品書きです。
今回初めて、表紙絵で作ったポストカードとしおりを頒布します。こちらもよろしくお願いします。
同人小説を書く人が全てそうだとは思わないのですが、佐倉は二次創作家として物語と紡いでいるときと、ファンとして作品、もしくはキャラクターを考察しているときは全く別の脳が働いているようで、考える過程も、出てきた結論も異なることが多いのです。別にこれは逃げでも言い訳でも無いつもりなんですけどね。
自分で二次創作を書くようになって、「評論家的」には納得できないことでも、「作家的」には、なるほど、そうなるよね。と思うことも多いので、あんまり評論家的な観点で文章を書かなくなりました。
そんな佐倉でも、執筆中に”評論家脳”が動き始めて、「いや、これはおかしいだろ」と思うことも、まああります。特に展開に煮詰まって、作家脳が弱っているときに起こるからよりやっかいなんですが……。今回はそこは主題では無いので、まあいいとして。
ところが、Twitterは恐ろしいもので、評論的に文章を書くことはなくなったはずなのに、その時TLに流れてきた他の方の発言をトリガーにして、気がつくと語ってしまっていたことも結構あるんですよね。
今回、鹿目まどかちゃんが円環の理になったこと、その後の公式ストーリーである映画「叛逆の物語」での追加設定について、最近呟いたことを一連の文書としてわかりやすくする方向で、趣旨を変えずに加筆修正して、こちらに再掲しようと思います。
この後論じる結論は、佐倉の二次創作作品に描かれている世界とは異なります。その点はご了承ください。考察をしているときの結論と、作品を書いているときの結論は違います。大体のばあい、考察結果通りに書くと物語になりませんし、なったとしても面白くないんです。
佐倉は 自分の作品が、オリジナルであっても、二次創作であっても、まずエンタテイメントでありたいと思っています。作家として考えていることはたまに勢い余って あとがきに書いたりしてはいるのですが、基本的には作品を読んで貰って、読者の方がそれぞれ思ったことが正解だと思うので、その時に作家としての佐倉の想 いが読者の方と重なり合うところが少しであれば幸せだなと思っています。
では、本題。
TV版ラスト(そして映画2本目のラスト)で、鹿目まどかは「自らの手で魔法少女を魔女にはさせない」ことを決意して、願い魔法少女になりました。それは単に魔法少女で終わるわけでも無く、彼女はそのまま概念としてこの宇宙に固定されることになります。
円環の理と後に呼ばれる、魔法少女のソウルジェムがそのケガレをため込みすぎたときに消滅する(そしておそらく付随して肉体が消滅する)現象はまさに概念で、その概念が生まれる時にその対価として鹿目まどかという存在が完全に消滅する。当初佐倉はそう理解していました。もちろんそれは彼女のファン(つまり佐倉)としては悲しいことだけど、彼女が悲嘆にくれて暮らすよりはいくらかましだし、奇跡には代償が必要という、物語の根本原理にもそっています。彼女は自分の存在そのものを対価に大きすぎる願いを成就させた。だから一部の人に少しの、もしくははっきりとした記憶は残っているものの、彼女の人格を含めた、人としての鹿目まどかは完全の消滅していて、姿を見せることも無いし、感情が動くこともないと思っていたのです。魔法少女が、その一生の終焉で、円環の理の姿を見たのだとしても、それは導かれる側の想像上の存在で、いわば「円環の理」擬人化、のような物だと言う理解でした。(作品としてはそうでないと描写できないと言う制約もあると思いますし)
ちょっと余談なのですが、佐倉は、もし円環の理が擬人化されるのなら、本来は魔法少女服通常形態が妥当かな、と思っています。アルティメットとは究極のと言うような意味だそうです。魔法少女まどかの究極形態、ニチアサ的に言うなら二段変身後の姿がアルティメットまどかで、それは通常形態では無く、ましてや概念としての円環の理の姿では無いと思うのですよね。実際TV最終話で、色々な世界の魔法少女を救いに行くときのまどかちゃんの服装は、通常魔法少女服でした。
さて本題に戻ります。佐倉の理解では、概念に、一つ上の存在にシフトした鹿目まどかは、もはや人としての一切を失っており、悩んだり悲しんだりすることはない、姿の無い存在であるはずと思っていました。それが円環の理だと。しかし、公式作品として公開された映画、叛逆の物語にて、彼女は彼女の人格を残したまま、法則の執行者として使役させらせる存在であると、明示されました。それどころか、導かれた後の魔法少女、もしくは魔女すらその役目を担っていると言うのです。
これは主にマーケットニーズからの要求、5人の魔法少女全員をストーリー上に今後も登場させることを満たそうとした結果だと思うのですが、まどかだけで無く、導かれた魔法少女というか、多分その時点では既に魔女になっている存在は、そのエネルギーを対価に消滅すると思っていた佐倉はこれをとても残念に思うのです。
「叛逆の物語」の終盤、暁美ほむらの乱によりまどかの人格は救済されました。彼女は現世に人として戻ってきました。
このとき、たとえば、暁美ほむらが連れ帰ったのが、鹿目まどかの人格と円環の理と呼ばれる概念の両方で、概念はほむらが吸収してしまっているか、もしくは自分自身の力で打ち消して、魔女世界までリセットしたのなら、暁美ほむらの身は心配するにせよ、鹿目まどかの心配をする必要は無かったのだと思います。
希望を叶えるためには代償がいる。魔女を消し去ることの代償として、まどかが自分自身の存在を消し去ったのであれば、彼女の存在が復活するのであれば、その奇跡は取り消されなけれならないのです。そうでなければ、物語の根本原理から考えるとおかしいのです。
ところが、現実には、まどかの生み出した概念「円環の理」は依然としてまどかが生み出したまま、そこに残っています。これはほむらの台詞「奪ったのは人としての彼女の記録だけ」と言う台詞からも明らかです。
もしそうであるならば、「その奇跡」を生み出したまどかは、依然としてその代償を払わされる可能性が高いと言えるのです。最初の「死ぬよりつらいこと」と同等な、もしくはそれよりさらにつらいことで埋め合わせさせられる。まどか☆マギカの世界はそういう世界なのでは無いでしょうか?
佐倉は、円環の理というシステムは、全ての魔女、魔法少女をもれなく救えるのかというと、否だと思っています。けれども、少なくともインキュベーターと魔法少女が、共栄とは行かないまでも、共存できるぐらいへのパワーバランスの調整は行えていたので、「まあ悪くは無い選択」だと思っています。
まどかを救い出したほむらは、何らかのペナルティーを受けるでしょう。けれど、一回ペナルティーを受けたまどかが、自分の意思に反して呼び戻されたが為に、再度ペナルティーを受けるのであれば、佐倉は彼女のファンとしてそれを嘆かないわけにはいかないのです。
さて、では。
実際に鹿目まどかにペナルティーが再発行されることはあるのでしょうか?
より正確な答えをするならば、答えは分かりません。
叛逆の物語、その全体を通して感じられる雰囲気は「公式二次創作」という言葉でまとめられると思います。これは、TV版終了後、新編制作までの間の「同人的なコンセンサス」や「同人的な設定」、特に「人気のカップリングの取り込み」が多いというのもあります。他にも、監督が、そして、プロデューサーが気に入っていたという、美樹さやかの地位が他のキャラクターと比べものになら無いほど向上したこと、マーケットニーズに合わせて修正を繰り返し、そのあとおそらくあえて矛盾の解消をしなかったか、修正が脚本家を離れた後に行われたためそもそも解消できなかったかのように見える、ストーリーの流れやキャラクターの発言の矛盾。最後にここは意見が分かれるかもしれませんが、派手な、それも見ていて派手なと言うより、書き応えのありそうなシーンがやたら長いのに、核心をナレーションベースで説明してしまうと言うバランスの悪さ。
それらを含めて、「ストーリーで見せていた本篇」と「映像で圧倒しようとしている叛逆」ではまるで作っている人が違う「二次創作」のような印象を佐倉は受けました。
実はこれは悪いことではないとも思っています。まどか☆マギカはこれで名実共に虚淵玄先生、蒼樹うめ先生の作品では無く、クリエイター集団「Magica Quartet」の作品になりました。「Magica Quartet」の一員であるとされることで、他の脚本家の作品も正典となりますし、キャラクターだって「Magica Quartet」に所属表明すれば、他の方がデザインしても、極端なことを言えば、全然デザインラインが異なる物になってしまっても、まどか☆マギカはまどか☆マギカでいられるようになったのです。これは、虚淵先生は意図していた部分もある気がします。新編制作発表時の「この作品が成功すれば、まどか☆マギカというコンテンツはこの先ずっと続けていけるようになる」と言う趣旨の発言は、これをポジティブに意図していたのかなとも思うのです。(自分が身を引くつもりだと言う意味では無いと信じています)
であれば、なおさら。
「劇場新編」では、現行キャラクターに対して、一定の決着を付け、彼女たちの物語を終わらせるべきではないかと佐倉は思うのです。
そうでなければ、キャラクターの人気が終わればまどか☆マギカが終わります。一代限りのコンテンツ。「プリキュア」には「ガンダム」には、もしくは「スタートレック」にはなれずに終わってしまう。そう思うのです。せっかくそれに類するバックボーンが構築されて、色々な外伝が産み落とされているのに、です。
話がずれました。再び、問うてみます。
実際に鹿目まどかにペナルティーが再発行されることはあるのでしょうか?
それは、これからお話しを作る「Magica Quartet」のメンバーが、「まどか☆マギカ」とは何であるか、それをどう解釈するかによるのだと思います。奇跡を生むにはその奇跡以上の代償が必要だという根本原理も、もはや絶対では無いのです。もしかしたら最初から絶対ではなかったのが分かっただけなのかもしれません。
もし、キャラクターが優先されて、特に理由も無く彼女たちが救済されるべきだと「Magica Quartet」が、その時点の「Magica Quartet」のメンバーが判断したのであれば、それが正しい「まどか☆マギカ」です。他はあり得ません。原作者の権限とはそういう物です。
ただそれは、佐倉の好きだった「まどか☆マギカ」ではないともいえるのです。
蛇足。作家として分析した場合を簡単に。
おそらく課せられている前提条件である、「まどかを含めた全ての魔法少女のストーリー本体への帰還」という、マーケットニーズというか、営業ニーズに応えようとした場合、叛逆の物語のストーリー全体は「なるほど、そうだよね」と思う内容でした。演出も、時間配分がいろいろおかしくて延々とほとんど同じアクションのシーンが続くのに、後半の展開を示唆するインサートカットが全然無かったのは残念だったし、さやかがほむらに語りかけた途中の言動がまるで夢から覚めない方がいいと示唆するように思えるのが流れを滞らせているとは思いますが、全体としては流石プロだな、と言うのが感想です。迎えに来る円環の理が、まどかの姿をしてなかったら観客の理解を阻みますし、通常魔法服ではなんだか絵面が寂しいですしね。
追記)「叛逆の物語」見た直後あたりの、佐倉の感想をまとめた記事もあります。(こちらはだいぶ作家寄りの感想)
⇒「劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語を見てきたので、ネタバレ有りの感想等々を。」
感想本体は2ページ目です。下の方の「ページ」表示から2を選んでください。
ひさしぶりに日常記事 🙂
ご存じかとは思いますが、今、二次創作小説家的な活動をしておりまして。同人ですし、ああぶちゃけ売れては無いというか、最近やっと本本体だけのコストはぎりぎり回収できるか出来ないかぐらいになってきたレベルの作家なんですが。いやまあ、収支取れるのは同人として考えたら売れている方の部類だとは思います。が、それは置いておいて。
個人的に紙の本、そしてその形式にこだわりがあるのですよね。なので、これは本当に残念なんですが、プリントアウトしてそのまま印刷のような小説同人が多い中、装丁(表紙、もしくはカバーのデザイン)、そして本文デザインを含めた、ブックデザインも頑張っています。デザイン周りは本当にまだまだかなと個人的には思っています。特に章扉。表紙は同人小説の師匠に、「先生の装丁はもう小説同人の中ではハイランクと呼んで差し支えない」とお褒めをいただいたので、多分そうなんでしょう。佐倉の中ではな(謎)
真面目に言うと、どうしてもコスト的に安いところで刷るので印刷精度というか、裁断精度が高くなくてて、それを意識できてなかったり、しすぎたりしていて、できあがりを見てしょんぼりすることがあったりするのです。本人にしか気にならないレベルの話であるんですけどね。
同人の場合は、試し刷りとか無いですからね。(実は有料で対応できる印刷所を使っているのですが、コストと時間が……)
この辺は、デザインの腕を上げるのと同時に、本文のスキルも上げて部数をかせいでいろいろ選択肢を広げるしか無いのですよね。頑張ります。
そして、半年で文庫本サイズ、200ページ越えを、再録含めてとはいえ3冊出してるので、普段圧倒的に原稿を書いている時間が長くて、しかも、昔ならブログに書いていたようなことを、Twitterに垂れ流せるので、気がつくと全然blog書いてないよね。はい、すみません。
なんか、Twitterの呟きで論じたことを、まとえておいた方がいいようなことも、ある気もするので。まずはこの後一本、その後も、あればまとめていきたいなと思っています。
実はサークルのサイトは別に持っていて、そちらはイベントのお礼とか告知とかですが、わりと更新してます。マドカミ町奇譚(まどか☆マギカ関連を出すときの名義)と桜月奇譚(まどか☆マギカ以外の作品を出すときの名義)も、少しずつ日常記事的なものも書いていきたいんですけどね。統合するべきなのかなあ……。
というわけで、久しぶりの日常更新でした。
メロンブックスDL様にて、C86新刊「ETERNAL CIRCLE」「ゆなゆな②」のダウンロード委託が9/5から開始予定です。
出版目録を更新してリンクを張りましたので、もしよろしければのぞいてみてください。
あと、とらのあな様で品切れになっていた「Another landscape」が再度販売が始まりました。「ETERNAL CIRCLE」「ゆなゆな②」も在庫補充されましたので、よろしくお願いします。
とりあえず、なんですが。
今後の出展予定のうち、配置が決まった本の杜6、現時点までの受付サークルとは当選っぽい円環の理、もう何も怖くない16を更新しました。
ずっとサボってたイベント出展履歴を更新しました。
あと、かなり古くなってた出版目録と近刊案内を、今、更新可能な形式(と言うかこの間記事に書いた物)に差し替えました。
というわけで、こんなサークルです。的な感じで。