魔法少女 まどか☆マギカ 最終考察 その3

これ以降ネタバレ

まあ、CD自体にですね、「本編最終話まで見てからお聞きください」と書いてある特典CDをおいら始めて見ました。はい。
なんていうか、これは別稿で書くかもだけど、マーケティングもうまいのだよね、まどか☆マギカは。そしてうまいだけじゃなくて、ちゃんとそれが満足いく内容になっているという……。色々本気だよねー、この作品のスタッフ。

ちゃんとお断りをかいだので、ご存じの人だけが見ている! と言う前提で。
ぶっちゃけCDは第10話ファーストタイムラインの補完エピソードなんですが……。

まずね、同人殺しだよね、このエピソードw。特にシリアス文書系とか。公式でやってしまいましたか、それを、という。
だって、ここ一番書きやすそうで楽しそうで工夫できそうだもん。まあ、この話で準備してた人は、お疲れ様でしたとしか言えない。
いや、まあ、一番おいしいところは公式に持って行かれたけど、まだまだ約一ヶ月分の描かれていない日々がありますから……あと、別タイムラインとかね。

例によって、最終話までに疑問の思ったことの回答がちゃんとあったねという。

本編中のエピソードをうまく使って、間に補完エピソードを加え、まどかは最初に何を望んだのか、このタイムラインのほむらはただ魔女の存在を知る一般人だったのに如何にしてワルプルギスの夜にそこに同席したのか、と言う謎に答えているという。
あと、なにげに魔女の存在を知っただけで契約勧誘されるわけではないんだとか、そういうのも。

OPの黒猫は本来、意味ありげだけど全く意味がないフェイク、だったらしいんですが。このCDで公式に重要な位置づけに持ってこられました。いやー、プロは恐いね。ありもので使えそうなものは伏線にしちゃうんだからね……。

あとね、これ、10話のアフレコのあとにとったらしいんですよ、どうも。まあ、あの話は主要キャストが出演してるし、同時撮りするとブッキング楽だよね。っていうか同じ日のエピソードだし。ていうか仁美ちゃんだけCDで特別に出ているな。(一瞬仁美は名前だけでスルーするっぽい流れかなーと思ったらちゃんと台詞があった)

いや、これね。ファーストタイムラインっていう時空は、本当に魔法少女もののお約束のママ、ワルプルギスの夜を迎えて、最悪の結果になり、そして因果が回り始めたんだね、という。

OPのいわゆる詐欺映像って、このタイムラインのまどかを描いたんだよ、って言われたらそんな気がする。っていうか、それを意図してるのかもしれないなー。魔法で失敗するし。見守っていたのはさやかでなくてほむら(弱)かもだけどね。

で、

恐いのは。

ほむらが転校する以前にまどかが魔法少女になる場合、なにを望んで魔法少女になるのか、ほむらが明確に知ってしまった。ということ。そして、少なくとも第3タイムライン以降はそれを阻止している、ってこと。

ぶっちゃけ、交通事故に遭った猫を救うのが望みだったんだけど、悟りほむらさんはどうやってそれを阻止したのか、ですよ。
もう、最終タイムラインに至っては手段選ばなくなってるからなー……猫ちゃんは無事だったのかなー……まどかの目の前で事故に会事の無い様に、あらかじめ処分されてるとか……

こわいよー

いや、あの猫はまどかとの絆の一つだから、そんなことはないと、信じておこう。
きっと事故寸前にほむらが助け出したんだよ、うん。

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