今まで、震災関係の記述は主に被災者としての視点だったわけですが。
この稿では、佐倉よりももっと深刻な被害を受けた、岩手、宮城、茨城、千葉のあたりの方々のことを。
地震、津波もそれぞれが想定を超える巨大さだったのですが。まさにプレート全体がずれるというのは本当に想定外で、余震というか関連地震もプレート端の地域(静岡も先日含まれたわけですが)にまで広がり、いまだに全然余震がやまないという、いったいいつまで続くのかわからないという恐ろしさに加え、3月とはいえ、まだまだ冷える中、既に避難している人も含めて大変厳しい状況にあるのに、原子力発電所の事故(原因はなんであれ、今まさに危機が迫っている状態)が発生するという、三重苦ですが。
そして、本当にひどいところは情報が伝わらないので、世界中でほめたたえられているような、紳士的な状況とか夢物語なのかもしれませんが。
それでもなお、今、生命がある人は生き延び、今まさに炎が消えようとしている人は一刻も早く保護されることをお祈りします。
我々は、まだ、ほんの些細なことしかまだ手助けできませんけれども。
自分の命を守るために、24時間あなたのことを考える余裕はないかもしれませんけれども。
それでもなお、折にふれ、あなたのことを思い、心配しております。
いつか一緒に笑える日が来るまで。
そして、自衛隊の皆様、警察、消防、海上保安庁等々、救助活動に従事されている方。米軍を始め、各国から支援をしていただいている方に。大いなる敬意と感謝を。そしてお願いですから、多くの人たちの大切な命と、それよりも少しだけ大事な救助活動に携わる方々の命とを、大切に、本当に大切に。