コミックマーケット83 一日目(29日) 東 ハ-13a 「マドカミ町奇譚」でお待ちしております

最後のお願いというか、確定情報というか。

マドカミ町奇譚名義

  • 「新たなる世界の片隅に」 2編各5冊。ばら売りも扱っております。セット売りはオリジナルソフトバックに入れた状態で頒布します。
    2012-11-18 12.12.46
  • 「新たなる世界の中心で」 搬入数僅少ですのでお早めに。
  • 「もう一度だけ碧空を」
  • 「エチュードを一緒に」NEW
  • 「魔まマのま」C82までに頒布したモノの残りです。各巻在庫限り。

桜月奇譚名義

  • 「ATTACK OF THE DES」AKB0048次世代モノ。ほぼ戦闘シーン。オンデマンド折り本。
  • 「Secret Diary」AKB0048 77期研究生一条友歌と護の恋の物語。前日譚。
  • 「ねこねこシンドローム」ねこのしっぽさんのイメージキャラクター、ねこねえさんの本。

※ソフトバックは1冊以上お買い上げの方でご希望の方は声を掛けていただければ無料でおつけします。(イラスト:空飛様)

C83おしながきポスター

オンラインノベルサイトと同人誌、それからオンライン書籍に対する考え方について(2012年版)

今回自己サイト以外に始めて小説のサンプルを掲載しました。

そこで改めて考えたことを記録しておく必要があると思いましたので、ちょっと硬い文章にはなりますが、お付き合いいただけたらと思います。

佐倉自身の作家としての序列を考えると、何生意気なことを言ってるんだと自分でも思いますが、佐倉自身も少ないながらに既に読者を抱えた作家でありまして、何となくもやもやしているのもやだなあと思いますので、ひとまず、現時点での「作品掲載に関するポリシー」をまとめさせていただきました。

佐倉自身は物理的な「本というマテリアル」が大好きでして、やはり主戦場は同人誌即売会と考えております。駆けだし二年目の作家としては既に多くの方に読んでいただいているとは思います。しかし、同人誌即売会で始めて知っていただくことにはやはり限界があると感じました。

同人作家はまた編集者でもあります。自身の担当編集者もしくは広報販売担当者として、作家の紡ぐ物語を楽しんでいただける潜在的な読者にはできる限りのアプローチをしたいと思っており、半年ぐらい前から書店委託も始めました。こちらも一定の読者様に巡り会うことが出来ており、大変ありがたいとは思っておりますが、そもそも書店委託可能なモノとそうでないものがありますし、先方も商売ですので諸般の事情で扱っていただけない場合も実際にはあります。これは現在はまだ扱いはないものの、電子書籍での委託についても同様では無いかと思います。

一方、オンラインノベルサイトでの無料公開については、掲載作品の選定は規約やガイドラインに沿っている限り当方に選択権がありますし、単に作品をリーチしたいと言う点においては理想的かも知れませんが、いかんせん等価をいただけないと言う問題点があります。

今、等価をいただけないと書きました。こう言う書き方をすべきか大変悩みました。ただ念頭に置いたのは、この駆け出し作家の一年を支えていただいた方は、迷うまでもなく佐倉の本にお金を払っていただいた読者様であり、その方々を大げさに言うと裏切ることは出来ないな、と言う思いでした。

この辺はまさに作家の考え方次第なので、他の作家様に対してどうこう言うつもりは全くありませんが、佐倉は少なくとも現時点では、一旦値段がついた本(もしくは作品)を後々無料公開することはしません。また、書店委託について、物理的な本か電子書籍かにかかわらず販売価格を即売会での販売価格よりも安くすることはしません。販売価格ですので、卸値つまり佐倉に入ってくるお金が即売会価格より安くなる場合はあるかとは思いますが、そこはご容赦ください。

ただし、初出が無料で入手出来る作品については、有償版として再頒布することはあります。ただし、無償でも手に入れられる、もしくは過去に手に入れられたことがわかるように努めます

正直単品でみても赤字になっていない作品はない状況です。同人活動といういわば趣味でとしてやっていることでもありますし、儲けようと思ってやっているわけではないので、それ自体、佐倉は問題だとは思っていません。むしろ今は精一杯の支援をいただいて大変ありがたいと思っております。ただ、もしかしたら今後無料で公開する作品の方が、既にご支援いただいた物よりも価値がある作品になるかも知れません。ただ作家としては無料公開だからと言って手を抜くようなことはしたくないですし、現在の力量ではそれは出来ません。その点はご容赦いただきたいと思います。ただ、既にその価値を認めていただいた物に対して裏切ることだけはしまいと思っております。

また、以上は「佐倉羽織が責任主体として発表する作品」に適用されるものであり、現時点の「表紙をお手伝いいただいている身」を越えて、コラボレーション等、他の作家さんとの事実上の共著になる場合は都度ご相談して決めていきたいと思っていますし、寄稿作品においては先方のポリシーに従うことになりますので、その場合は扱いが異なる場合もありますが、こちらもご容赦いただけたらと思います。

えー。色々書いてきましたが、ご託はすばらしい作品を書いてから言え。と言われないよう、精進していきたいと思いますのでよろしくお願いします。

既刊サンプルも公開しました(pixiv/TINAMI)

各サイト、ノベルシステムの見え方が違っていて、特に既存作品だと読みにくい感じになったりする気がします。

さて、新刊だけではなくてC83に持ち込む予定の期間についても、読み切りは先頭部分、短編集は収録されている話しの内の一つ、連絡は冒頭巻の先頭部分をサンプルとしてpixiv と TINAMI に公開しました。

今後は書籍だけではなくてオンライン向けのそこでしか読めない作品も書いていきたいなあとは思っております。が、ひとまずは既刊のご紹介からと言うことで。

もう一度碧空を

[pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1811069

新たなる世界の中心で

[pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1811114

新たなる世界の片隅に 魔法の代償編1 新しい世界の私

[pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1811487

以上、まだご覧になったことのない方はご参考にしていただけるとありがたいと思っております。

よろしくお願いします。

内容見本をpixiv/TINAMIで公開しています

出版目録とかを(CMS的に)きちんと作ろうと思っていて、コードを書く暇をとれないでいるうちに、それなりに数を出してしまっていたのでどうしようかと思っておったのですが。

マドカミ町奇譚の方で、内容見本をアップロードしてみる試みをしてまして。とりあえず同じラインでいこうかな、と。

暫定出版目録+内容見本(冒頭部収録)のようなイメージでとらえていただければ。

ATTACK OF THE DES

[pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1807967

ねこねこシンドローム

[pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1808060

Secret Diary

[pixiv] http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1810902

三作ともコミックマーケット83に持ち込みます。1日目(29日) 東5ホール ハ13a 「マドカミ町奇譚」名義での参加となります。
よろしくお願いします。

 

新刊サンプルを公開しています(pixiv/TINAMI)

両方とも会員制なのであれですが。

既刊案内、新刊案内等々、これからサイトの方も順次公開していきますが、今回pixivとTINAMIにて新刊の冒頭一章分をサンプルとして公開しています。

「エチュードを一緒に:Introduction」/「佐倉羽織」の小説 [pixiv]
http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=1807353

双方ともルビ処理を除き内容は同一です。

※追記
novelist.jp にもおきました。

コミックマーケットWebカタログβ

いや、いいすね。思ってたより良い。挙動が怪しい時が最初は割と、今はごくまれにあるけれど、この手のシステムのスタートアップとしてはかなり安定している印象。
で、

一般参加者としての使い勝手

DVDカタログとコミケカタログデータ形式を仲介にして同期とれるんですが、これが思ったよりも良い。人間が同期取らないといけないのでめんどくさいと言えばめんどくさいですが、今両方開いて、サークルチェックしてました。
DVDカタログはざっくりジャンルで検索して要確認マーキング、外周サークルのマークの色を変えて識別。Webに移出して、頒布物検索。追加したら忘れないうちにDVD側にも書き出し。DVD側で巡回経路を整えて念のためWebにアップロード。
リファレンスデータとしてみた時にはフォーマットが決まっていることも利点かも知れないですね。

サークル参加者としての使い勝手

サークルカットはカラーで起こしなおしました(絵はあらかじめ依頼してあったモノを利用)
頒布物登録、宣伝カット、書店連携、pixiv/twitter連携と一通り使ってみましたが、ある意味オフィシャルサイトいらないよね、これ。必要な情報はほぼ網羅されている感じ。
頒布物は紹介文とタグが難しい。今、表紙絵を依頼していただいてるので、オンラインでは小説本だとわかりにくいかなと思ったので、検索はされないと思いつつ「小説」とタグを打ってみました。
こちらは鮮度が重要だと思うので随時色々更新してみたいと思います。

総論

これ、サークルチェックの動線を変えうるシステムだなあって思いました。twitcmapに登録した時もすごいなこれと思ったけれど、色々なところへの根の張り方が半端ないというか。でも事実上TINAMIメインで発表しているクリエイターの方はミッシングリンクになってるんですよね。その辺はtwitcmapのエコシステムと並立せざる終えないのかなと。あと会員登録しないと全く何も見られないのはちょっと敷居が高いし、自分のサイトからの動線を作りにくい気はしました。なので機能は絞っても良いから参照系のシステムも公開されると最強なのにね、とか。まあ、次回は正式版だろうし、更に有料版との差別化とかどうなんでしょうかねとか。今のところは期待ですね。

(余談:リファラを見ている限りではtwitcmapからサークルサイトへの流入はそれなりにあるんだけれど、Webカタログからはまだ観測されてない気がします)

C83向け新刊、無事入稿しました!

冬コミで頒布開始の新刊「エチュードを一緒に」無事入稿しました!

すっかり表紙先入稿になれてしまい、お得意様向け入稿日延長サービスを行使し、なんとか出来ました。もうすぐ特急入稿組に……嫌そうなら内容に頑張ろう。

お話し的には9月に頒布開始した「もう一度だけ碧空を」の続きになりますが、独立した話になっており、かつ、簡単に「前回のあらすじ」をのせておきましたので、一冊買っても大丈夫です。もちろんまだお持ちでない方は「もう一度だけ碧空を」もお買い上げいただくと佐倉が喜びます←

そもそも「もう一度だけ碧空を」は読み切りで構想してたのですが、あのあと、まどかほむらの二人が、またその周囲の人々がどうなったのかなと佐倉自身が気になったので書いてみた次第です。

表紙はMisa様です。Misa様とはこれが三冊目のコラボレーションになります。今回はキャラクターだけ描いて貰って背景処理等々は佐倉がやりました。Misa様とは制作に入る前にいつも表紙の内容とか構図についてディスカッションをさせていただいているのですが、その時に出た話等々が本文内容のアイデアになっていたり、完成原稿を見て思いついたりすることも多々ありまして、そういう意味でもお世話になっております。

さて、今回諸般の事情により現時点では書店売りがありません。ので冬コミにて手に入れていただけたらと思います。

ずっと更新が止まっている出版目録も何とか更新したいなあ……。

 

この先のイベントとか

確定しているのはコミックマーケット83 1日目 12/29 東5 ハ−13a (マドカミ町奇譚名義)ですが……。

既に申し込んでいるサンシャインクリエイション58 2/11 に当選していると良いなあ。受かっていることを前提として、1月は何かイベントがあっても参加しない方向。

3月は気持ち的には休みにしたいけれど、3/17に本の杜3があるのだよね……。大きなイベントは入れないとして、本の杜3は検討中。まだ募集始まってないしね。

4/28が、文学フリマスピンアウトとCOMIC1★7があるんですけれども。出るとしたらCOMIC1かなー。検討中。

で、5月も参加しない方向で。6月はなー、ぷにけ?7月が夏コミの締め切りだから準備期間でも良いかなあとか。そんな気持ちで今はいます。

第一五回文学フリマ、ありがとうございました。

こちら(http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20121118 )で感想を募集していると言うことなので今回はリンク&トラックバックをしてみました。

桜月奇譚の佐倉羽織でございます。今回「『二次創作』という文学形式について常に考えています」というコメントでエントリーさせていただきました。あえて、 オリジナル作品は用意せず、ただ、一般に二次創作とされているものからするとちょっとずれたような作品も用意して望みました。

普段は、オールジャンル同人誌即売会や、一次創作元/ジャンル/属性オンリー同人誌即売会で活動しておりますので、その時の活動スタイルとできる限り変えないようにブース設営等も普段通りをモットーにやりました。

が、事務局の方はともかく、一般参加者の方は当然そういうのを求めてはいないんですね。はい。実験終了!……だと思いました?意外とそうでもないというか、佐倉が思っていたほどそうでもないというか。

正直飛ぶように売れはしなかったのですよ。あんまり売れなかったオンリーイベントレベルでした。と言うことは逆に、アウェイの雰囲気でアゲンストの風をがん がんに受けつつ、それだけ手にとっていただけて、買っていただけたことが正直とっても嬉しかったです。いやもう「今日は東京流通センターでインドカレー食 べてきました!」的な状況も覚悟していましたので。

思うに、二次創作って「コウモリ」なんですよね。ジャンル寄りのイベントでは、一般参加者は「マンガ」を求めていらっしゃいますし、文学系イベントでは「オリジナルではない(後述しますが本当はそんなことないと佐倉は思っています うまく纏まらなかったのでまた後日)」こと で、手にとっていただけない。どちらのイベントでもちょっとはみ出た存在なんですよね。もちろん佐倉は童話のコウモリのように「どちらにもいい顔をしよ う」とはしてないのですが。

で、先程も書いたように、想定していた両パターンのうち、現実は売れない方だった訳ではありますが。そんな中でもウチのサークルを目指してきて、買ってくれる方がちゃんといらっしゃるわけで。佐倉、本当にそういう方が一人でもいらっしゃるならば本を書き続けようと思っております。ハイ。

また、当日はご挨拶にわざわざ来ていただいた方、ご挨拶に伺わせていただいた方、本当にありがとうございました。

……「今日は東京流通センターでインドカレー食 べてきました!」でも良いぐらいにカレーも美味しかったです。が、やってしまってから思いましたが、香りの強い食べ物を人集まるブースで食べるのはどうだったのかなあ……。そもそもこぼしたら大変とかすごく気を遣ってしまったし。で、あとでゴミを捨てに行って気がついたんですが、ブースに「でかけてます」札を置いて休憩所で食ってくればよかったんじゃんかね。今回最大の反省点。周りの方すみませんでした。