と言うわけでネタバレページです。
これはあれだなー。普通に見ていてもこの段階でキュウべぇが、なんとか まどか をはめようと甘言で惑わせていると言う認識は視聴者にもあるだろうから、それが基本的な構図なんだろうなあ。
杏子が言ってることは多分マミも知っていたはずで、おそらくちゃんと理解して行動してたんだと思うんだよなー。
まどかが魔法少女になるということが、この世界にとってどういう意味を持っているのかが見えないので、気持ち悪いというか。作劇としてはそれは正しいのだろうけど。
おそらく、さやかは、まどかを魔法少女にするための布石でしかないのかなーとは思う。(作劇上の要求事項としてというよりは、あの世界で何らかの目的を遂げる何らかの意志として)
とりあえず、おいらの理解があってるかは自信はないけど、今のところの読み取りのまとめ
- 作品世界上、まどかが魔法少女になることはかなり重要なのではないか?
- 魔女は人間を殺すことで糧を得、魔法少女は魔女を糧として生きる
- キュウべぇは、単一体ではない可能性がある
- ほむらは魔法少女がこれ以上増えないことが事態を打開すると考えている
以下は推測。
- OPのシーンから判断すると、まどかは 最終的に ほむらの後継者になるのではないか?
- 魔法少女と魔女は表裏一体なのではないか?(魔女とは元々魔法少女だったものではないか?)
- キュウべぇは今のところ真っ黒に見えるが、言っていることは、状況を加味して正論と誤解される表現をとっていながらも、嘘はついていないように思える。
- まどかの家族を除き、姓名ともに発音が女性名であるキャラクターで、今のところ魔法少女に絡んでないキャラクターである、志筑 仁美は、EDのシルエットには登場するように見えるので、おそらく何らかの形で魔法少女に絡んでいるのではないか? (魔法少女になるか、もしくは既に魔法少女であるか)
- OPの歌詞の「交わした約束忘れないよ」が意味する約束とは、マミとの約束なのか、キュウべぇとの契約なのか、これから ほむらと交わす約束なのか? はたまた。
まあ、僕の陳腐な予想とかはあたらないとは思うんだけど。多分キュウべぇがラスボスだとかそういう陳腐な結論にはならないと思うので。12話だとすると折り返し点である6話で落としどころが見えてくるのかなーとは期待する。そしてそれが最後にいい意味で裏切られることも。
というかね、詐欺に見えるOPに関しても、典型的な魔法少女的なキャラクター構図を裏切っているように見えることも、意図的にそこからの解釈を否定させる為にノイズが入っているだけなんじゃないかなーとか思うわけで。虚淵玄氏の魔法少女原体験は魔女っ子メグちゃんで、まどか☆マギカは王道な展開になる、とメガミマガジンのインタビューで答えているのし、いまのところ確かにそのラインに乗っている気はするので、大筋はそんな感じなのかなあ、と思ったりしないでもない。だまされてるかもだが。
個人的なこだわりで言うと、魔法少女ものと、魔女っ子ものは別ジャンルという感覚だったんだけど。いまは魔法少女ジャンルがその母体である魔女っ子ものを食っちまったような、そんな分類が主流なんだねえ……。ただ、僕の分類でいう魔法少女ジャンルの原点である「ミンキーモモ」からして、ラストは鬱展開で、他人の夢を守ることよりも自分の夢を持つことを選んだ少女の話なので、確かにこれは魔法少女ものなのかなあ、と、今のところは思う。
さて、深夜に6話を見て、どう裏切られるのか、もしくは、裏切られないのか、楽しみにしておこう……。