アイドルソング的なものを文字表現しなければいけない時の著作権問題回避のための習作

今後アイドルもの書いてくなら必ずぶち当たるであろう歌詞の問題。
結局一番楽な回避はその場で作詞することだけど、詩でさえ書いてことないのに歌詞ですよ歌詞。

まあ何事も練習ツーことで。一つ書いてみたやつ。2時間コース。メロディーは全く想定してないので作詞手法としては「詞先」に該当します。

一応意識したこと(≒佐倉が考える歌詞のポイントもしくは好きな歌詞の傾向)

  • まずタイトルを考えてそこから全体テーマを逆算する
  • 説明しすぎないというかむしろ説明しない
  • 描いている状況の流れていく速度が理由なく変化しない
  • ある行の前後間の結合が強ければ流れで見たとき矛盾しても気にしない
  • 1番のサビを2番でリフレインし、かつ、一番で感じる意味とは別の意味が発見できるようにする

なお、今回は習作ということで、タイトルは関係ない単語を2語結合するという手法で適当に作成してスタートしました。アイドルソングですので、歌唱者は中学生女子を想定しています。
出来上がった後で考えてみると、曲調はPOPな感じではなくて、むしろ歌詞の字面とか世界観と一致しないシリアスな感じにした方がアイドル感が出るかも知れないと思いつつ。


ふわふわパラドックス 詞:佐倉羽織

口いっぱいに頬張ったマシュマロ
溶けて無くなるはずだったのに
なにか心に刺さる振動
大好きなものすべて
私には染みこまない

リボンやフリルにピアスと指輪も
結局誰かの飾りだし
そう言う意味なら
通り抜けるだけマシなのかもね

どうでもいいかと
ため息ついて
かわりに幸せため込んでみる
考えてる間に
おしゃべりになる

言葉に出した事柄
それが全てじゃないの
漂っているのは気持ちの行き先
知られてないこと教えたくない
ふわふわパラドックス

手を延ばしたら届くかも綿菓子
空の青と虹色マーブル
なにか体を弾く衝撃
大好きなものすべて
私には関心ない

スーツやドレスに制服パジャマ
結局誰かの決まりだし
そういう意味なら
変えられたってムリなのかもね

そんなの変だと
こぶしを挙げて
かわりに幸せため込んでみる
動いてる間に
たのしくなれる

人生なんて考えてない
13秒後の未来12秒前の過去
道に迷うこと祈ってる

言葉に出した矛盾
だれも気がつかないの
信じてるのは気持ちの入れ物
教えてないこと知ってて欲しい
ふわふわパラドックス

言葉に出した事柄
全てじゃないの
漂っているのは気持ちの行き先
知られてないこと教えたくない
ふわふわパラドックス

教えてないこと知ってて欲しい

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