第一五回文学フリマ、ありがとうございました。

こちら(http://d.hatena.ne.jp/jugoya/20121118 )で感想を募集していると言うことなので今回はリンク&トラックバックをしてみました。

桜月奇譚の佐倉羽織でございます。今回「『二次創作』という文学形式について常に考えています」というコメントでエントリーさせていただきました。あえて、 オリジナル作品は用意せず、ただ、一般に二次創作とされているものからするとちょっとずれたような作品も用意して望みました。

普段は、オールジャンル同人誌即売会や、一次創作元/ジャンル/属性オンリー同人誌即売会で活動しておりますので、その時の活動スタイルとできる限り変えないようにブース設営等も普段通りをモットーにやりました。

が、事務局の方はともかく、一般参加者の方は当然そういうのを求めてはいないんですね。はい。実験終了!……だと思いました?意外とそうでもないというか、佐倉が思っていたほどそうでもないというか。

正直飛ぶように売れはしなかったのですよ。あんまり売れなかったオンリーイベントレベルでした。と言うことは逆に、アウェイの雰囲気でアゲンストの風をがん がんに受けつつ、それだけ手にとっていただけて、買っていただけたことが正直とっても嬉しかったです。いやもう「今日は東京流通センターでインドカレー食 べてきました!」的な状況も覚悟していましたので。

思うに、二次創作って「コウモリ」なんですよね。ジャンル寄りのイベントでは、一般参加者は「マンガ」を求めていらっしゃいますし、文学系イベントでは「オリジナルではない(後述しますが本当はそんなことないと佐倉は思っています うまく纏まらなかったのでまた後日)」こと で、手にとっていただけない。どちらのイベントでもちょっとはみ出た存在なんですよね。もちろん佐倉は童話のコウモリのように「どちらにもいい顔をしよ う」とはしてないのですが。

で、先程も書いたように、想定していた両パターンのうち、現実は売れない方だった訳ではありますが。そんな中でもウチのサークルを目指してきて、買ってくれる方がちゃんといらっしゃるわけで。佐倉、本当にそういう方が一人でもいらっしゃるならば本を書き続けようと思っております。ハイ。

また、当日はご挨拶にわざわざ来ていただいた方、ご挨拶に伺わせていただいた方、本当にありがとうございました。

……「今日は東京流通センターでインドカレー食 べてきました!」でも良いぐらいにカレーも美味しかったです。が、やってしまってから思いましたが、香りの強い食べ物を人集まるブースで食べるのはどうだったのかなあ……。そもそもこぼしたら大変とかすごく気を遣ってしまったし。で、あとでゴミを捨てに行って気がついたんですが、ブースに「でかけてます」札を置いて休憩所で食ってくればよかったんじゃんかね。今回最大の反省点。周りの方すみませんでした。