今日はWordPressに過去日記から移行したデータにタグづけをしてたんですが。
メールプリーズというサービスは、アーケードゲームに利用されるプロデューサーカードと呼ばれる書き換え可能カードのカード番号を携帯サイトに登録すると、あたかもキャラクターが携帯から出したような内容のメールがサーバから送られてくると言うサービスです。(通称:メルプリ、キャバメ)
メールの内容は雑談から、その日に受けたオーディションの感想、レッスンをして欲しい旨の連絡等で、特に最後のレッスン依頼では一定期間が指定され、その間にゲームセンターでプレイすると、通常よりパラメータの高い状態でプレイできると言う特典があります。(この部分が来店を則す仕様になっており、通称キャバメと呼ばれる所以)
メールの内容はキャラクターイメージの範囲を超えないかつ、ゲームでは表現し切れていない奥行きを出していてかつ、プロデューサーとアイドルという、距離感の近さを演出しつつ万人に当てはまりやすい一般性も持つという、大変難しい書き物だったと思うのですが、これがよくできてました。
また、レッスン依頼(といいつつ、プレイすればパラメータが上がった状態になるので、主にレッスンではなくオーディションができる状態で呼び出しを待つプレイスタイルが有利だったりしますが)のメール発信時間から時間指定開始までの時間も、我が強いキャラクターだと当日3時間後から数時間とか、そのへんでもちゃんとキャラクター付けされてました。
たぶん、このシステムって、あのタイミングのアーケードゲームでしか成立し得なかったんだと思うんですけれども、これがまた、キャラクターが、ゲームコンソールの向こうに、現存しているような不思議な感覚を得られるという意味で、アイドルマスターを言うゲームに思い入れを深めた原因でもあります。
家庭用に移植されるときに、どうなるのかなあと思ってましたけど、ゲームターン上の決まったタイミングでのメール受信という、似て異なるシステムになっていて、まあしょうがないのかなあと思いつつ、ちょっと寂しくなったりしていました。
で、それがなんでWordPressのタグ付けに結びつくかというと、メールを受信したときに、自分として思い入れを高めるために、返答だけ日記に書いてたんですよねー。メール本文は著作権への配慮と、ネタバレを避けるために記載されてなくて、あくまで私の返答だけなんですが、これが割と送られてきたメールの内容をほんのり覚えてるんですよねー。そういう意味で文書の練りコミがわりとすごいなあと、今更思った次第。