草津温泉イキタイナー(第二話)

* 待ち人

P ぴかちゅうより、待機命令を受け取った私であったが、実はまだ酒がぬけておらず、 割とヘロマリンコフであった。/P P つーわけで、ヘロマロフ大佐なさま、又はその状態で自宅の部屋(って言うかワンルーム)で、 ふにふにと本を読んでいると、再びなる電話!/P P くわっ! 出発ぅぅぅぅぅぅなりくゎぁぁっっ、/P P ガチャ、もしもしぃ(CV:田村ゆかり)

「あのね、あのね、迷ったですー」
By ぴーかちゅっ!
……、な、何事??/P

* 迷走するは我にあり

P 連絡によると、「ぴかちう、カメラ男を搭載し、おでこ萌えの人の操縦により、華麗(当者比)に地上を走り抜ける借りた車」は、その瞬間、都営新宿線篠崎駅の横を通過し、なおも北上中であった。 その電話をふにふにと聞いていた私は、「篠崎」を「箱崎」と聞き違いし、「箱崎」と「篠崎」を勘違いした状態で、左に川を見ながら北上すればそこは本八幡であると判断した。/P P 私は、「そのままグギャーンと行って橋をズババババンと渡るといい感じだよんよんよんー」などと固有名詞をいっさい含まぬ、かなり的確な指示をさながら管制官の気分で行い、電話回線を切断した。/P P そして現在地とピコハウスの相対座標の差異に関する重要な情報を得ぬまま、爆走する「ぴかちう、カメラ男を搭載し、おでこ萌えの人の操縦により、華麗(当者比)に地上を走り抜ける借りた車」(以下、レンタカー)の到着まで月刊アスキー12月号を読んでいるつもりであった。/P P が、月刊アスキーを読み終わり、何故か手元にあったJAF発行のロードマップで仮想ドライブをD:からZ:まで定義してもなお、レンタカー到着の連絡はなかった。 いいかげん酔いがさめかかってきた私の頭に常備されている、ピンクがかった灰色の生化学的演算装置は、それでも、こちらから ぴかちうの携帯へ電話可能なことには気がつかぬまま、このままでは、夜明けまでに現地に着けぬのではないかという漠然とした不安に打ちひしがれ、ホルムアルデヒドの強烈な刺激に耐えていた。/P P 電話がなった。/P P ふたたび、ぴかちうからであった。/P P 「なんかねー、JRの駅と湾岸線が右に見える
んだけどぉ」/P P すばらしい……。 今世紀最悪の進行指示にもかかわらず、レンタカーは奇跡的に私の家の近くまで来ていたのだ。なんという運命のいたずら、何という生命力! そして、大自然の息吹!/P P が、感心している場合ではない。先ほどまでと進行方向が逆である。しかもすでに通りすぎってしまっている。このまま、都心へ帰りつつある爆走レンタカーを、今度は確実に風景の詳細まで指示しながらテレフォンコントロールをした結果、自宅近くのカラオケ屋の近くまで誘導することに成功した私は、既に着がえ等が積載されたバッグをもって、千鳥足でダッシュした。/P

* 割と紅茶シフォンケーキ

P やっと合流できた私を迎える3人は、非常にローテンションであった。/P P 曰く、「この近くにファミレスない?」
「はらへったー」
「ぐぬをををを、なんかくいてぇくいてぇくいてぇんだよぜんぜんがまんできねぇできねぇんだよっていうか買いでしょ買わなきゃイカンでしょ、くわっっっっ!!!!(C)スタパ斉藤」
/P P そうなのだ、考えてみれば時刻は1時を過ぎ、日本標準時に生きず、タイムスライディングライフを実践していたとすれば食事時である。 私は個人的には非常にアルコール満載で、あんまり腹が減っている状態ではなかったのだが、すぐ近くのガストを紹介した。/P P ガストで食事をとる面々。しかし私はとっても一食はいる状態ではなく、でも、何も頼まないわけには行かず、ドリンクバーと紅茶のシフォンケーキを注文した。(このあたり、肌色1色はみ出し付き彩色、原画中割無し撮影パート((C)ガンドレス)のため、20分間省略) そんな冷やかしの言葉と共に、約束の地、草津への遠い遠い道のりを思い、決意を新たにする我々であった。/P

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