アイドルソング的なものを文字表現しなければいけない時の著作権問題回避のための習作4

4本目です。多分一区切り。

最初二思いついた「七つの星の」というキーフレーズから広げていった詞。起承転結の「転」どうしようかなというのと、「僕だけ知ってる」という「僕」が唐突に出てきすぎてるなと言うのを悩んだ結果、大サビで何とかすりゃいいんじゃね?と突然思いついて結実した感じ。

なので今回は難産。2時間かかってうまく行かなくて、一晩寝て、30分で仕上げました。


セブンシスターズ 詞:佐倉羽織

七つの星にそれぞれ願い
探して旅する姉妹がいた

荒野に続く町外れの道
どこから来たのか語ることなく
ただ一食のぬくもりで満たし
いつの間にか去って行く

人は噂する
「あの子は天使」
希望を届けめぐっていると

本当の事はわからない
ただ一人僕以外には
同じ星の下巡り旅する
少女達の物語

七つの星にそれぞれ願い
探して旅する姉妹がいた
いつか再び集まるときまで
命枯れるときまで

街の灯りが届かない場所
どこへ行くのか告げることなく
ただ一宿のやすらぎ探し
闇の中へと消えていく

人は噂する
「あの子は悪魔」
絶望を蒔いて育てていると

本当の事はわからない
ただ一人僕以外には
同じ星の下巡り旅する
少女達の物語

七つの海の一つの事実
探して旅する姉妹がいた
願い叶うと信じているのか?
命燃え尽くすのか?

僕は思い出す
三人の姉 三人の妹
幸せだったあの頃を
七人の希望 七人の絶望
もう二度と戻らない けれど…

七つの海の一つの事実
探して旅する姉妹がいた
願い叶うと信じているのか?
命燃え尽くすのか?

七つの星にそれぞれ願い
探して旅する姉妹がいた
いつか再び集まるときまで
命枯れるときまで

アイドルソング的なものを文字表現しなければいけない時の著作権問題回避のための習作3

今後アイドルもの書いてくなら必ずぶち当たるであろう歌詞の問題。
調子に乗って第三弾です。っていうかせっかく書いたからどっかで使おう。うん。

やっぱり聞いている量が多いのもあって、秋元康テイストですよね。いまんところ。
今後も続けるならまあ色々なタイプの奴を書いてみたとも思いつつ。

さて今回は、学校モチーフかつ、48Gでそのチームが最初のオリジナルとして貰う公演にありがちな、仲間に出会うストーリーで。30分コース。今回はめずらしく詞を書いたあとタイトルを拾い出しました。「桜咲く」で始まるのはテーマの元ネタで好きな公演曲「手をつなぎながら」(S2nd M03)のオマージュです。


未来の風 詞:佐倉羽織

桜咲く校庭を
全力で駆け抜けた
知らない顔ばかりの中
緊張していた

覚えること全部
新しすぎて
自信が無くて泣いていた

泣くなら一緒に泣こう
そう言って
現れた手に
そこにいた同じ制服

そうさ
みんな未来に向け吹く風
帆に受けて走る帆船
お互いに支え合って
一緒に輝き合おう

陽炎ゆらめく道
全力で駆けていく
いつもの顔確認しながら
励まし合っている

乗り越えること全部
楽し過ぎて
感動しながら泣いてる

泣くなら一緒に泣こう
そう言って
現れた手と
いつもと同じ制服

そうさ
みんな未来に向け吹く風
一つ一つは弱い風でも
合わせれば強くなれる
一緒に歩んでいこう

みんな未来に向け吹く風
帆に受けて走る帆船
お互いに支え合って
一緒に輝き合おう

未来に向けて吹け!

アイドルソング的なものを文字表現しなければいけない時の著作権問題回避のための習作2

今後アイドルもの書いてくなら必ずぶち当たるであろう歌詞の問題。
一本書いてみて、まあ練習必要だよねと。

そもそも小説書いてるときもそうだけど、世に出すとあとからいろいろ浮き出してくるわけで。
でもね、まあ、アレですよ。

本気で作詞するのは大変だと思うんですよ。特に曲先だったり、歌う人の特性を考慮して作詞したりとかは。まあでも、ここではそういうのを目指してるんじゃなくて「それっぽいものを短期間で生産する」のが目標なので。

と言うわけで第二弾です。今回は1時間コース。一本目は女の子目線の自己言及ソングだったので、今回はアイドルものにありがちの、男の子目線の失恋の歌で。タイトルはテーマと無関係に、何となくツイートした意味の無い単語。


さよならユグドラシル 詞:佐倉羽織

さよならユグドラシル
今はもう無い伝説

駅から降りて あの丘
いつも見えるランドスケイプ
何も無い駅前 ただバスを待つ

あの時は このベンチ
隣には君がいて
永遠に続く 無駄話
ゆっくり噛みしめていたね

太陽が落とす影
僕らを包むとき
一緒に一つ進んだ

さよならユグドラシル
今はもう無い伝説
丘の上見つめていた大木
思い出しながら進む

その日登った あの丘
いつもと違うランドスケイプ
光めぐる町並み 瞳に映る

あの時も 変わらずに
隣には君がいて
永遠に続く 沈黙に
そのまま微笑んでいたね

月が照らす影
あたりを包むとき
僕は一つ進んだ

さよならユグドラシル
これから続く現実
僕の影うつらない瞳を
忘れるため進む

もし次の世界に二人
生まれ変わったなら
この喜びを知らずに
暮らしていくのだろう

さよならユグドラシル
今はもう無い伝説
丘の上見つめていた大木
思い出しながら進む

さよならユグドラシル
これから続く現実
君の影 ただ
思い出しながら進む

 

アイドルソング的なものを文字表現しなければいけない時の著作権問題回避のための習作

今後アイドルもの書いてくなら必ずぶち当たるであろう歌詞の問題。
結局一番楽な回避はその場で作詞することだけど、詩でさえ書いてことないのに歌詞ですよ歌詞。

まあ何事も練習ツーことで。一つ書いてみたやつ。2時間コース。メロディーは全く想定してないので作詞手法としては「詞先」に該当します。

一応意識したこと(≒佐倉が考える歌詞のポイントもしくは好きな歌詞の傾向)

  • まずタイトルを考えてそこから全体テーマを逆算する
  • 説明しすぎないというかむしろ説明しない
  • 描いている状況の流れていく速度が理由なく変化しない
  • ある行の前後間の結合が強ければ流れで見たとき矛盾しても気にしない
  • 1番のサビを2番でリフレインし、かつ、一番で感じる意味とは別の意味が発見できるようにする

なお、今回は習作ということで、タイトルは関係ない単語を2語結合するという手法で適当に作成してスタートしました。アイドルソングですので、歌唱者は中学生女子を想定しています。
出来上がった後で考えてみると、曲調はPOPな感じではなくて、むしろ歌詞の字面とか世界観と一致しないシリアスな感じにした方がアイドル感が出るかも知れないと思いつつ。


ふわふわパラドックス 詞:佐倉羽織

口いっぱいに頬張ったマシュマロ
溶けて無くなるはずだったのに
なにか心に刺さる振動
大好きなものすべて
私には染みこまない

リボンやフリルにピアスと指輪も
結局誰かの飾りだし
そう言う意味なら
通り抜けるだけマシなのかもね

どうでもいいかと
ため息ついて
かわりに幸せため込んでみる
考えてる間に
おしゃべりになる

言葉に出した事柄
それが全てじゃないの
漂っているのは気持ちの行き先
知られてないこと教えたくない
ふわふわパラドックス

手を延ばしたら届くかも綿菓子
空の青と虹色マーブル
なにか体を弾く衝撃
大好きなものすべて
私には関心ない

スーツやドレスに制服パジャマ
結局誰かの決まりだし
そういう意味なら
変えられたってムリなのかもね

そんなの変だと
こぶしを挙げて
かわりに幸せため込んでみる
動いてる間に
たのしくなれる

人生なんて考えてない
13秒後の未来12秒前の過去
道に迷うこと祈ってる

言葉に出した矛盾
だれも気がつかないの
信じてるのは気持ちの入れ物
教えてないこと知ってて欲しい
ふわふわパラドックス

言葉に出した事柄
全てじゃないの
漂っているのは気持ちの行き先
知られてないこと教えたくない
ふわふわパラドックス

教えてないこと知ってて欲しい

「神慮の機械さんのデレマス二次創作小説を勝手にベースにして書いた三次創作小説」と言うの名の習作

年明け早々熱出してしまいまして。
公私ともにリカバリーするのに時間がかかっていしまいました。どっとはらい。

さて、神慮の機械さんのデレマス本。まさかの劇中劇?というか、実在アイドル界の定番、役名=実名で本人イメージを引用しつつ本人では無い役の出演するドラマですよ。萌える。
そして添えられた雑誌の特集記事。燃える。

で、今回は感想というよりは設定をお借りして、ライブ中のダンス表現についての習作を描いてみようという企画です。真っ向勝負じゃ勝てる気は全くしないので、前回は視点を変えて観客側を書いてみる感じだったのですけど。どうせ勝てないから自分流表現の研究しちゃおうかなと言うノリで。

例によって神慮の機械さん、維如星先生の構想とは全く無関係です。シチュエーションとキャストと作中の歌詞をお借りしております。(勝手に)

(まさに)一幕劇なのでプロットを頭の中だけ練り、文字に書かずに本文を執筆しています。
面白くなかったらごめんなさい。それは佐倉の責任です。

言い訳済んだところで。

——-

幕が開いた。

目の前に広がるペンライトの海。私たちの航海を祝福していない海。
センターには本来の出演者と同じチームだけれど本来このユニットに入るはずのないメンバー。上手【かみて】の私と下手【しもて】のあの子はチームメンバーですらない。
神妙な顔をしているはずのこのテンポラリユニットのセンターが、感情を込めてとつとつと訴えかける演説は、同じように神妙な表情で彼女の背中を見つめる私の耳には引っかかりもせずに通り抜けていく。

私だってアンダーなんかやりたくないんだ。
本当にそうだろうか。
心の底では誰かがLOSTしていくのを待っているのではないか?
いやちがう。本当はそんなことをしたくはないんだ。
私たちの本来のユニットで、どこかの箱の優先権さえとれれば、私たちはそれで……。

前川みく。
私の名前が聞こえ、まるで遺伝子に刻まれたように礼をする。頭を上げると海は一部欠け始めていた。
多田李衣菜。
相棒の名前と少し空気の動く気配。
海の底がさざめく。

今日が優先枠争奪ライブの代役【アンダー】で良かった。それが正直な感想だった。
私たちにとってそれが日常とは言え、時に悪意のこもった視線を浴びるのは辛い。
たとえ好意的な箱だとしても、自己紹介に添えるちょっとしたネタなんてこの暮らしをしていたらそんなにあるもんじゃなかった。

アイドル。
物心着く頃には世の中から抹殺されていた存在。
つい数年前までは本当に禁止されていた存在。
私がネットの奥から見つけてきた宝石。先達という遠い遠い灯台。

でも目指した輝きが、私たちの航路の先に本当にあるのか。それさえも私には分からなかった。
あすには私も、本来ここに立っているはずだった三人、Lアイズの三人の様に何も掴めないままこの海から引きずり揚げられ、現実世界という港に引き上げられているかもしれない。

「聞いて下さい。六番目の未来」
口上は終わり、曲名が紹介される。一瞬の沈黙。きっかけを拾ったハウス・エンジニアがオケをながし始める。

このライブハウスの優先権を持っているグループのアンダーだから、私たちが舞台に上がるのは最後【トリ】。出演順と逆に行われる、つまり今日最初行われたリハには、急遽呼ばれた私たち二人は出られなかった。それは依頼を受けたときには判っていた事だ。
けれど私が楽屋に入ったとき、李衣菜は楽屋に落書きされた今は大御所となったビジュアルバンドが駆け出しの頃に書いたサインを次々と携帯で写している最中だった。
もちろん私たちがこの箱に出るのはもう何回目か判らない。そのサインだって前から目に入っていたはずだけど、自分が今まで「気がつかなかった」事は棚に上げて、価値が理解できない私を常識が無いように言う。

結局こうして板につく【舞台に上がる】まで三人はもちろん、二人で手振りを合わせることさえ出来なかった。

ハイハットのカウントに続いて流れてきた音。始まったイントロは全部で一六小節。最初二小節はセンターのソロダンス。続いて下手とのペアダンス。最後四小節がトリオ。
三小節四拍目。私はターンの事前動作としてハンドマイクを持った手を胸の高さに上げ、足を一歩ずらしてクロスする。
ターンの途中、最後まで客席に残した視線を閉じ首を素早く回して目を開ける。
黄色にさざめいて始まり、一部が漆黒に沈んでいた海には所々赤と青が、私たちの色が浮き上がり、残りには白が浮かび上がっていた。
ここには戦友がいた。
その光と声は追悼の鎮魂歌。どの色もセンターだけでなく相方の名前も私の名前も呼んでいる。本当は叫びたかった名前が他にあるのに。それでも今ここにいる私たちの名前を。
私は表情に出さないように我慢した。
戦友が涙声を隠しもせずに投げかけてくれた好意に私たちが返せることは。彼女たちが守るべきだったこの場所を、出来なかったその望みをそのアンダーとして叶える事だけだった。

Aメロ。
歌い出しはセンター。
手を顔の前にかざし視線を右下に落とす。同時にマイクを右に持ち替える。
四小節リズムをとる。
前に歩きながら
「ずっと眠っていた」
と両サイドの私たちが歌う。
一歩下がったセンターの肩に上手【かみて】下手【しもて】の両方から片手をかける。
「光で世界が消し飛ぶその日まで」
三人でそのまま下がりながら歌う。

まるでパーマネントユニットのように同期した三人の筋肉が、声を腕を足を、正確に空間に置いていく。
客席からの反応を巻き込んで完成する時間芸術。
その一部を記録することは出来ても、全てを、その魂を記録することは出来ない。
かつて私が憧れた景色はもうすでに目の前にある。私の中のアドレナリンはそう示していた。

いくつかの動線の先、歌詞が二番に進む頃。
舞台中央でせつなく歌い上げる李衣菜の後ろで二人が踊る。彼女が振り向きこちらに向かう一瞬前にはもう一人は下手に向かって歩き出しマイクを上げた。
残った私は腕を振りながらサイドステップをして李衣菜をむかえる。客席に背を向け、肩を落としてこちらに歩いてきた彼女は私に視線を送ってから突然変顔をした。
やられた。そう思ったけれど、ここで吹き出すわけにはいかなかった。少しでも表情を崩そうものなら単純に私がミスをしたように見えてしまう。私は何も見なかったことにして、ぴくりとも表情を変えずに踊り続けた。
横に並び、私と同じ動作を始めた李衣菜は悲しげな表情で踊りながらオフマイクで、
「よく耐えたね」
と他人事のように言った。
それは恒例の、この場を支配するのは歌ではなくて自分たちなのだと確認する、ちょっとした儀式だった。
「こちらもプロだからにゃ」
客席に背を向けるタイミングでそう言って笑った。
「知ってる」
そう答えた相方の強心臓が私には羨ましく、そして心強かった。

落ちサビ。
三人はそれぞれ視線を交差させて手を伸ばしながら客席に訴える。
「取り返せない日々はない。その静かな水面が砕けても、虹色の光のしずくは再び世界をきらめかせる」
三人が白玉【長音】を延ばし終わったとき、オケが無音になり一瞬時が止まる。

「乱反射する光の世界で、戻れない、戻らない、水のそこで眠っていた、あの頃よりも」
私はソロでそう歌う。それは十年の時を超えて私に輝きを教えてくれた先達へのメッセージ。
あの時のきらめきが確かに今ここに繋がっていることを声高らかに宣言する信号灯【シグナル】。
オケがなり、再び音を取り戻した舞台の上で、三人は大サビを歌いあげ、舞台中央前に進む。目の前のきらめく海に手を差し伸べ、そしてそのまま天に掲げた。
曲が終わる。けれどまだ作品は完成しない。

一瞬の永遠が過ぎ、拍手と声援を浴び、三人は元気よくお礼を叫んで頭を下げた。そしてそのまま舞台に手を振りながら下手【しもて】にはけた。
「ありがとうございました」
幕を閉じる為、舞台袖に控えていたPA【パブリックアドレス】に三人が挨拶をし終わったとき、その日の作品は完成した。
みくと李衣菜はお互いに支え合うように抱き合ったまま楽屋に戻った。

C91 ありがとうございました

C91 2日目終わりました。

朝死ぬほど風が吹いていたので心配だったんですが、ウチのスペースには風が吹き込んでくることもなく、まあまあ平和な感じで。

新刊、大体予想通りの売上でした。ありがとうございます。少しでも楽しんでいただければ幸いです。そして既刊の神は死んでいるか?の一巻の方は、おかげさまで手元在庫分完売です。若干書店委託分がありますので、もしよろしければそちらも。

デレマスの無料頒布本もまあぼちぼち。既刊のRestart for newgenerationsも実は結構買っていただけてまして、手元在庫が多分残り1冊な感じでした。ありがとうございます。

そう言えば、ゆなゆな③の手元在庫が完売しました。Alicebooksさんに委託していている分も残部僅少です。

記憶としては今回はまったりな感じだったのに、精算してみたら結構お買い上げいただけていてなんかちょっと嬉しかったです。

本当にありがとうございました。
3日目参加の方、頑張ってくださいというか、佐倉も一般参加するのですが。

あ、そうだ。
いつも売り子さんをしてくれている夜桜真里亜さんが、今回は3日目にサークルを出していまして。
なんとソノシートを頒布します。私もレーベルとジャケット、インナースリーブのデザインクリーンナップで参加しています。(松城 慧名義)
ソノシートは聞けないよ!って言う方は動画でも見られるようになっているようなので、もし興味ある方はよろしくお願いします。

西ら36b「よざくら音工房」
webカタログ:https://webcatalog.circle.ms/Circle/13017274
告知ブログ:http://ameblo.jp/mariayozakura/entry-12233433883.html

 

C91頒布物情報

頒布物固まりましたので改めて告知。

ほぼ既報の通りですが。

まどか☆マギカ二次創作小説新刊は「神は死んでいるか?2」です。
シリーズ最終巻。ちゃんと2巻で完結したよパトラッシュ。マミなぎ始めて書きました。百江なぎさは情報少なすぎてみんなそれぞれにイメージしているキャラクターがちがう気がしているので、どうでしょうかね。いいと思って貰えるといいんですが。
既刊は手元に在庫があるものだけ。具体的にはゆなゆな①~③と外伝二冊、SweetTimeNocturneとAnotherlandscape。それから神は死んでいるか?1も手元にある分は持って行く予定です。
あとはいっぱい作りすぎちゃってまだ在庫のあるアルティメットまどか様のポチ袋を忘れないように持って行こうと思います。冬コミだしね。

で、ETERNAL CIRCLEに関しては、手元在庫もなく、Alicebooksさんに委託しているもので最後になります。。chocolateclubも同様にAlicebooksさん委託分で終了です。この2冊については委託分も残部僅少ですので取り寄せは行わず、持ち込みません。

夏コミから書き始めているTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSは予定していた小日向美穂本が書ききれず、それとは別に書き起こしたエピソードを無料頒布します。20pの文庫本サイズだけど、無駄にオンデマ刷り。美穂ちゃんと彼女の女性Pが初めてソロインタビューに出版社に呼ばれた時のエピソードです。コミ1か夏コミ、もしくは春先のオンリーとかで、書こうとしていた小日向美穂本は出そうと思っているんですが、そこには収録しない方向で考えています。無料頒布本なのでPixivとかで組版しない状態で公開するかもしないかも。
既刊の島本卯月本「Documentary of CINDERELLA PROJECT Restart for new generations」も持って行きます。

AKB0048、前のエントリーにも書きましたけれど、毎度毎度かくかく詐欺でスミマセン。既刊、持って行きますが、多分並べる空間がないので、入手したい方はお手数ですが売り子さんにお声をおかけいただければと思います。一条友歌と護のオーディション前のお話「SecretDiary」、藍田織音がカップリングセンターに選ばれる話「客席からは見えない星」、横溝真琴がスクランブルアンダー出演に選ばれる話「かたみみバニーはハジけない」、十三代目多田愛佳こと東雲楚方がラジオ番組で研究生時代の昔話をする「らぶりーでぃず」の四冊になります。

 

冬コミ出ますよ

告知が後手後手という。

なんとかまどか☆マギカの新刊は予定していた内容で形になったのですが。デレマス小日向美穂本は当初構想の内容では間に合わないので、本篇が出る前ではありますが、番外編的なものをなんとか形にしようと今頑張っております。今晩が峠。

AKB0048の鈴子本をですね、一年半ぐらい出す出す詐欺なんですが、今回もスミマセン。鈴子、一推しでは無いけれど割と思い入れがあるメンバ-なのでなかなか物語を紡げなくて苦しんでます。なんか次回にはって言うのは申し訳ない気がしてきているので言わないのですが、77期は全員書く、というのが目標なので近いうちにかきたいんです。はい。

というわけで、まだまだ作業中だったり、今日は宅配搬入の準備があったりと、いつもより告知遅れ気味ですが、本番前までには少しずつ情報整理していきますので、どうぞよろしくお願いします。

C91 参加情報

※日付、サークル番号に間違いがあったため修正 2016/12/30 (2日目/金曜日)コミックマーケット91:東G-18b「マドカミ町奇譚」 東京国際展示場 /東京ビッグサイト(東京都江東区・有明) Webカタログ(C91) Pixiv BOOTH 近刊案内:マドカミ町奇譚 桜月奇譚 とらのあな様:マドカミ町奇譚 桜月奇譚 メロンブックスDL:マドカミ町奇譚 桜月奇譚 DLSite.com様:マドカミ町奇譚(含む桜月奇譚) DIGiket.com様:マドカミ町奇譚(含む桜月奇譚) ALICE BOOKS様:マドカミ町奇譚

神慮の機械さんのデレマス近未来小説に対する感想代わりの三次創作小説

知人でもあるサークル神慮の機械の維如星さんがデレマスif近未来小説「シン・デレマス・オルタネイティヴ エピソード7」のプレビュー版を今回のC90で出されてまして。
何か感想を公の場にさらしておかなければという義務感に駆られたたんですが。
ありきたりな感想より、3次創作しちゃおうかなという気分になりまして。
推敲なし、一発書きで書いた3次創作小説を以下に掲載します。
(あとで誤字ぐらいは直すかも)
あの世界観でかいても佐倉の小説はこうなっちゃうんだな。と、書いてみて思った。
なお、「シン・デレマス・オルタネイティヴ」に出てこない固有名詞は佐倉が勝手に付けたもので、本編に出て来る保証は無いですし、多分出ません。設定とか聞いているわけではないと言うことをご了承ください。

あ、ちなみに「エピソード7」というのはスターウォーズにかけただけなので、今年出たプレビュー版、そしてきっと冬に出る本篇は最初の1話です。とのことでした。

というわけで。

——-
僕がパンプキンキャリッジに着いた時にはもうすでにいつものメンバーはそこで雑談をしていた。

僕は正確には「アイドルの現場」を知らない。華やかだった過去の記憶は先輩ファンの方々から聞いたモノだったし、華やかなステージワークは地下に落ちている動画でしか知らない。
当初この世界に飛び込んだ時、あの華やかな雰囲気とは全くちがう地下な感じに戸惑いはした。
けれど結局僕はこの雰囲気が好きでここにいる。

受付で予約アイドルの名と自分の通り名を告げ、精算する。ドリンクチケットは結局「コーラという名の何が混じっているかよく分からない飲み物」に替えた。
「ちーす」
「ルーク殿、今日は遅かったでござるな」
エルアイういたん推しの集団。といってもいにしえの親衛隊やら選挙対策委員会のような組織的なモノではなくて、単に数人の集団ではある。
けれどリーダーは何処で調べたのか「オタク」スタイルの話法を操る猛者だった。
「いや、野暮用で。でも今日は人が多いっすね」
「入れ替え戦やからな」
まだアイドルは非合法だった頃、関西のライブハウスが一斉手入れに合ったとき、当時の推しの機転で逃げ出し、当局に拘束され引っ立てられていく彼女にアイドルの未来を頼んだよと託されたから、東京までやってきたのだと語る彼。
彼にそう言われて振り向いてみれば、エルアイの他の二人、あいりすとゆうこすの推し以外に、確かに今まで見たことの無いファン達が、異質な雰囲気を漂わせてそこにいた。
通称入れ替え戦、正式名称優先出演権争奪ライブは通常数組のアイドルが、チームが少人数であれば全員で1曲、人数の多いところではメンバーから精鋭を選んで対戦する。
数組の中には既にその箱で優先出演権を持っているチームはもちろん、ほぼ同格で場合によっては権利を奪取できそうなチーム。それからどう考えてもまだまだ実力が足りないチームが入り交じって、概ね4組ぐらいで対戦する。
実力が足りないチームと言っても侮れず、そもそもエルアイ、正式名称Lアイズの所属するチーム、ホワイトストロベリィが優先権を取得したライブは歴史に残ると言われている大金星だった。
ファンもそれぞれの集団で牽制が始まっていて、一見それぞれが雑談をしているように見えて聞き耳立てて他のファンの話を聞いていた。

「何を浮かない顔してるでござるか?」
リーダーが僕らの集団では唯一の女性、通り名「ポン」ちゃんに声を掛ける。
「――ういたん、挨拶に来ないね。いつもだったら『今日はよろしくね』とか言いながら顔を見せてくれるのに、まさか」
そこまで言って彼女は言葉を繋げられなかった。
「今日は大事なライブだから、楽屋で集中しているのでござろう」
そう言っているリーダー自体、口調が暗くなっていく。僕も何か嫌な予感をぬぐい去ることは出来なかった。

客電が落ち、ライブが始まる。
出演順は通常キャリアの短いものから最初に歌っていくことになっている。優先出演権争奪ライブの場合、トリはキャリアに関係なく優先権を持つチームがつとめると決まっていた。
最前はそのユニットの推しに譲るという慣習はあるものの、基本的にはどのユニットも全力で応援するのがファンのたしなみだった。
ましてや、僕らは優先権持ちのファンだから、どのユニットも最高に盛り上がったけど、やっぱりうちが最高。その流れが出来ないのなら後味悪く終わってしまうことは僕らには常識でさえあった。

3組目のユニットが歌い終わって、彼女たちのペンライトカラー、赤緑白の「お寿司」からエルアイの黄色一本持ちに替える。
最前が空いたのを見て、他のメンバーを推す仲間達と最前に移動する。
幕が開いたとき、そこにはチームリーダー、かほほんこと夏帆をセンターに、メンバーでは無い子が二人並んでいた。
「みくにゃんとりーなが……」
オタク話法を使うのも忘れてリーダーが呟く。僕らは事態を悟ってうなだれた。
「いつもホワイトストロベリィを応援してくれてありがとう!今日は大事な優先出演権争奪ライブ。このライブで今回もトリを務めさせて貰えることに、いつも応援して貰えることに感謝します」
夏帆に続いてみくが口を開く。
「大事なライブ。ホワイトストロベリィは、Lアイズのあいりす、ういたん、そしてゆうこすに託して準備してきたんにゃ」
再び夏帆。
「でも三人は、急に留学が決まって、その準備のために今日の舞台には立てないことになりました」
「私たちは絶対にぜーったいに、いつか帰ってくる3人を迎えるこの場所を守っていかなければいけないにゃ」
私たち、ホワイトストロベリィ。彼女はそう言ったけれど、彼女がメンバーでないのは他のアイドルのファンもよく知っている。
みくと李衣菜。この界隈では名を知らぬ者などいない名アンダー。
メンバーでも無いこの二人が優先出演権争奪ライブに呼ばれてそこに立っている。
つまりはそう言う事だ。
彼女たちをファン達が影で呼ぶ二つ名は「おくりびと」
僕達は真実を理解した。
「──そんなわけでLアイズのみんなはお休みだけど、三人にも届くように全力で歌いたいと思います!」
曲前最後の煽り。李衣菜の声が耳を通り抜けていく。僕の隣でポンちゃんが声を出さないように頑張りながら泣いていた。
夏帆がしもて側に下がって李衣菜がセンターに移動する。イントロが流れ曲が始まった。
「みくと李衣菜は赤と青や」
会場が本来のエルアイカラー、黄色に埋まる中、ぼくは指示に従ってペンライトをもう一本灯して、青と赤の2本持ちに替えた。
最前に並んだ他の二人のメンバーのファン達も、2本灯して、もしくは1本持ちのまま、何人かがペンライトの色を変えていた。
曲が1サビにかかる頃、僕は突然の出来事に涙を流すことさえ出来ずに、全力でみくコールをしていた。

END